巨大なヘビの死骸をくわえていたワニ 大きさは10m以上か
アリゲーターがビルマニシキヘビの死骸をくわえて泳ぐ姿が、アメリカ・フロリダ州のエバーグレーズ国立公園で目撃され、ツアーガイドと観光客を驚かせました。
巨大なビルマニシキヘビの死骸を感謝祭のご馳走にしたワニ
シャーク・バレー展望塔のツアーガイド、ケリー・アルバレスさんによると、ヘビを捕らえたワニは最低でも3.7mはあるとか。
今までエバーグレーズ国立公園で発見されたビルマニシキヘビの最長記録は、約5.8mだそうですが、このニシキヘビはワニの2倍はある大きさです。
ケリーさんによると、これまで同公園で発見された中で、最大級サイズのビルマニシキヘビである可能性が高いとのこと。
アメリカにはワニが生息している州が10州あり、最も多いのはフロリダ州で、湿地帯や河川には多くのワニが生息しています。
フロリダで最も人気のある観光名所の一つであるエバーグレーズ国立公園にも、ワニやフロリダ特有の野生生物が生息し、年間平均100万人の観光客が訪れます。
それでも、巨大なワニがその2倍はあるヘビを引きずって泳ぐこのような姿は滅多に見られるものではなく、観光客たちはその希少な光景に驚きの声をあげていました。
ちなみに、この光景が目撃されたのは、アメリカで感謝祭が行われた日。
『Miami Herald』によると、ヘビのごちそうは一匹のワニが食べるには大きすぎたようで、他のワニもお裾分けをもらっていたそう。
お腹が膨れたのか、その後はのんびりと昼寝をしている2匹の姿が目撃されたということです。