工場の機械に挟まれ身動きできなかったヘビ イタズラで生きたまま焼かれる
シンガポールに拠点を置く動物愛護・研究教育協会(ACRES)が、2024年11月26日にFacebookに投稿した動画の中で、身動きの取れないニシキヘビに火をつけて燃やそうとする残忍な2人の男の動画を公開しました。
工場の機械に挟まり、生きたまま焼かれたニシキヘビ
ACRESが投稿した動画には、今回の残虐な行為について苦言を述べるACRESの共同最高経営責任者のアンバラシ・ブーパル氏(Anbarasi Boopal)の姿があり、04:21あたりから、男たちの残忍な様子を捉えた動画が始まります。
動画には、工場内とみられる場所で機械に挟まって身動きできずにいるニシキヘビをトングのような金具で押さえつけて可燃性のスプレーとライターを使って燃やしている様子が映っていました。
ニシキヘビは体にひどい火傷を負ったもののまだ息があり、動画はプラスチックの容器に詰め込まれるところで終わっています。
シンガポールのニュースメディア『MustShareNews』によると、ニシキヘビへの虐待動画は11月20日に撮影され、その後ACRESに通報があったそうです。
ブーパル氏は「嫌悪、ショック、そして絶望感に圧倒されそうになった」と苦言を呈しました。
また、動画を目にした人たちからは「残酷すぎる」「なんて恐ろしいことするんだ」と言った2人の男たちに対する非難の声が上がっています。
プーパル氏によると、現在この事件について政府機関の国立公園局(NParks)が訴訟を起こしたとのこと。
現在、この件について同公園局が情報を呼びかけており、調査を続けているそうです。