Googleマップで発見 南極に謎の巨大ドア?

画像はイメージ(Flicker/ Pedro Szekely

Googleマップに表示された、南極の氷の斜面にある出入口のような構造物が憶測を呼んでいます。  

【画像】Googleマップ上で目撃された「南極にある謎の巨大ドア」

南極にドア?

これは、掲示板サイト「Reddit」のユーザー「realg00n」さんによる投稿がきっかけです。  

この場所は、南極にある日本の調査拠点・昭和基地のやや南東に位置しています。

氷と雪に覆われた山の斜面に四角い突起物が確認され、まるで出入口の扉のように見えると投稿者は説明しています。  

測定ツールによれば、この構造物の高さは約6m、幅は約4.6mと、かなり大きなものであるとのことです。  

この投稿に対して、近隣で起きた航空事故の関連を示唆し「ボーイングの吹き飛んだドアでは?」と推測する声や、「これはビッグフットの別荘だ」と冗談交じりにコメントする人もいました。  

一方、「New York Post」によると、ニューカッスル大学の氷河学教授ベサン・デイビス氏は、過去の画像を参照し、「この地域は沿岸沖の流氷地帯で、浅瀬に小さな島々が点在している」と指摘しています。

また、「これは座礁して動かなくなった氷山の一部に過ぎない」と説明しました。

Text by 本間才子