今最も注目の旅行先、日本の都市が1位に 世界の旅行者評価 トリップアドバイザー
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今年の旅行トレンドは、日本を含むアジアが熱い視線を集めているようだ。世界最大の旅行ガイドサイトであり、10億件以上のレビュー評価が投稿されている「トリップアドバイザー」は、2024年の「ベスト・オブ・ザ・ベスト・デスティネーション」を発表した。
このうち、前年比で最も注目度が高まった場所を示す「トレンディング・デスティネーション」部門では、上位20選のうち、半数以上をアジアの旅行先が占めた。上位10位までに絞ると、8割がアジアとなっている。
ランキングは3つのデータに基づく。世界の旅行者たちから寄せられたレビュー評価の高さと量を反映した「目的地評価」、6ヶ国2400人超を対象としたオンラインの意識調査、そしてトリップアドバイザー利用者から収集した行動分析データだ。それでは、今注目の旅行先を、20位から順にご紹介しよう。
◆20位 ポートガリブ(エジプト)
エジプト・紅海沿岸のポートガリブは、国際空港と大規模な私設港を備えた高級リゾート地だ。4つ星・5つ星ホテルが立ち並び、マリーナレジデンスからは美しい運河やプールの景色を楽しめる。年間を通じて温暖な気候で、家族で楽しめるアクティビティも充実している。
◆19位 ラパス(ボリビア)
アンデス山脈の渓谷に位置するラパスは、標高3300~4100メートルに広がる都市だ。世界で最も高い位置にある事実上の首都でもあり、「雲に触れる街」の異名を持つ。19世紀の教会や先コロニアル期の遺物を展示する博物館、絶景ポイント、カラフルな市場が点在する。