「鶏肉やウサギよりも美味しい」「特に頭の部分が一番」 モルモットの丸焼き
クリスマスを控え、アメリカでは仰天の食事を提供するレストランが注目を集めています。
NYのレストランにあるモルモット丸焼き
NEW YORK POSTによると、ニューヨークにあるエクアドルレストラン「ラ・カサ・デル・クイ」の名物はなんとモルモットの丸焼き。
店名を直訳すると、ずばり「モルモットの家」だそうです。
豚やチキン、アヒルといった丸焼きは有名ですが、ペットとしてお馴染みのモルモットを食べる勇気はありませんよね。
しかし店長のルシオ・バレラさんは「鶏肉やウサギよりも美味しい。特に頭の部分が一番だよ」と言います。
モルモットの丸焼きは110ドル(日本円にして約1万7,000円)と安くはないものの、店内は多くの客で混み合っています。
あまりの大盛況ぶりに、より多くのモルモットを調達しなければならないほど。
ルシオさんによると、モルモットたちは現地から冷凍され空輸で運ばれるうえ、関税で手続きが必要となるため、かなりの時間を要するといいます。
エクアドルでモルモットは郷土料理として知られており、ペットのモルモットは1kg前後ですが、食用のものはそれよりもやや大きめのようです。
同店では元々チキンの丸焼きを提供していましたが、新型コロナウイルスのパンデミックをきっかけに、地域に暮らすエクアドル人から「故郷の味が食べたい」と強い要望があがりました。
そこで彼らの需要に応えるべく、ルシオさんはモルモットの丸焼きを始めたそうです。
これに対し、世間からは「食糧難に備え、何でも食べられるようにしておかないと」「昆虫すらも食べる時代だよ」「まさにモルモットを飼っているので知りたくなかった」「犬やモルモットなど、ペットとして知られている生き