中国の観光地にある人気の岩 偽物だと判明
中国の深センにある観光スポットの岩が偽物だったことが分かり、世間を騒がせています。
「South China Morning Post」などのメディアが報じています。
中国の山で人気だった岩、偽物だった
中国深セン市で最も高い山といわれる梧桐山(ごとうざん)には、巨大な岩があり観光客から人気でした。
この度、改修工事のために岩は閉鎖。
閉鎖期間中、訪れた観光客が目にしたのは、岩に空いた空洞の穴でした。
レンガで作られた基礎がむき出しの状態で見えており、その様子がSNSで拡散されたのです。
岩にはもともと「登攀禁止」という文字があり登ることを禁止していましたが、多くの観光客が岩の上で記念写真を撮影。
管理事務所は、2004年に天然石を模倣してセメントで制作された偽造物だと認めました。
岩は、構造強化のための補修作業が行われ、11月末に再オープンが予定されていると伝えられています。
この出来事に世間では、「自然の浸食ではなく、深センの職人の手仕事だったのか」と驚きの声が上がっていました。