「メガネ外しておいてよかった」 世界最大と称されるカタツムリの大きさ
ヨーロッパ最大の昆虫飼育業者の 1つである Insecthaus(インセクトハウス)を経営するエイドリアン・コザキエヴィッチさん。
熱帯昆虫を収集・飼育したり、販売するほか、ソーシャルメディアで世界中に紹介もしています。
世界一大きなカタツムリ「アフリカマイマイ」
エイドリアンさんはYouTubeで「世界一大きなカタツムリ」と題した動画を投稿。
人間の手のひらと同じくらいの大きさのカタツムリが、ゆっくり動く姿をとらえています。
これは「アフリカマイマイ」というカタツムリで、全長が最大30cmにもなり、世界最大とされています。
その名のとおり、アフリカが原産地ですが、食用や観賞用として持ち込まれたものが逃げ出したりして、アジア、アメリカ、カリブ諸国などに広がりました。
繁殖力も高いため、外来種として多くの地域で深刻な問題を引き起こしています。
アフリカマイマイはシンガポールから台湾経由で日本にも持ち込まれ、沖縄で食用として養殖されたこともあり、南西諸島や小笠原諸島に定着して問題となっています。
アフリカマイマイなどを中間宿主とする寄生虫が人間に寄生した場合、好酸球性髄膜脳炎を起こすことがあり、2000年には日本で初めての死者が出ました。
びっくりするほど大きいアフリカマイマイですが、その姿を可愛いなどと言っていられませんね。
もし草むらなどで見つけたら、この動画のように素手で触ることは絶対に避けて下さい。
動画を見た人たちからは「メガネを外して裸眼で見たけど、それでよかった」「猫かと思った」「威圧感がないから、可愛いと思う」などといった反応が上がっています。