飛行機に預けたスーツケース 扱う職員の様子に「誰でも不快に感じる」

画像はイメージ(Flicker/ Juan Pablo Donoso

飛行機に預けた荷物の扱いに、不安を感じたことはありませんか。

【動画】スーツケースなどを雑に扱う空港職員

オーストラリアのカンタス航空で、乗客の荷物を粗雑に扱う空港職員が目撃されました。

機内に預けた荷物を乱雑に扱う空港職員

7NEWSが報道した動画には、空港職員が乗客の荷物をベルトに乗せる作業が映し出されています。

空港職員の一人が、バックパックのような大きさの荷物をベルトに投げつけるように落としました。

もう一人の空港係員もスーツケースを投げ、荷物はベルトに乗らず地面に落下。

メルボルン空港の職員は、「私と同様に、この行為を誰でも不快に感じるでしょう。非常に失礼で、残念です」とメディアに話しました。

カンタス航空のトンプソン氏は「この事態は笑い事では済ませられません。彼らは二度とカンタス航空に近づくこともないでしょう」とコメント。

荷物の業務を行っている空港職員は、国際貨物取扱会社スイスポートの契約社員だといいます。

同社は、従業員全員に顧客の持ち物を丁寧に扱うよう指導しているとのこと。

しかし、以前にもスイスポートの係員がトレーラーにスーツケースを投げ込むところが目撃されており、今回の3人の空港係員は解雇処分に。

動画を見た乗客からは、「壊れ物なんて入れられたもんじゃないわね」「荷物が空中に飛んでいたわ」と落胆の声が聞かれました。

従業員への教育の徹底が求められますね。

Text by 本間才子