「パンダ」と展示されていた生き物 中国の動物園にいた正体に「かわいそう」

画像はイメージ(Flicker/ sanchez jalapeno

中国の動物園で、驚きの不正が発覚しました。

【動画】動物園で行われていた大胆すぎる不正

中国の動物園で行われていた偽装

tmzによると、広東省・汕尾市(さんびし)にある汕尾動物園で、「パンダ」と表示された白黒の動物が2頭展示されていました。

当初、来園客たちはそれをパンダだと信じていましたが、突然「ワンワン」と犬のように吠え、舌を出しながらハアハアと息を始めたのです。

同メディアがInstagramで公開した動画には、明らかにパンダとは違う外見の動物が2頭映っています。

この動画が拡散されると、世間の人たちから「本当にパンダなのか」「犬にしか見えない」といった疑問の声が噴出しました。

その後、園側は「パンダ犬という犬種だ」と疑惑を否定すると、世間からのバッシングがさらに強まることに。

ついに同園は2匹のチャウチャウを、パンダのように白黒に染めたことを認めました。

これに対し、非難の声が相次いだほか、怒った一部の来園客が入場料の返金を求めるなど、大きな事態に発展したそうです。

動画のコメント欄には「犬の毛を染めるなんて可哀そう」「きっとハロウィンが早く訪れたのね」「どこまで偽装するんだ」など、多くの批判があがっています。

出典:tmz

Text by 春野 なつ