「このクオリティは羨ましい」 海外メディアが注目した、日本の充実した貧困層対策
物価上昇や賃金の停滞が続く中、困窮する人々にとって支援の重要性が増しています。
海外では、日本の支援体制の充実ぶりに関心が集まっています。
韓国が驚いた日本の支援体制
韓国の放送局「KBS」は、日本で無料で提供される食事の豪華さを報じました。
KBSが取材したのは、新宿周辺で路上生活を送る日本人の様子。
新宿の繁華街には、職を失った中年や高齢者のホームレス生活者がいます。
支援に携わる女性は、「仕事をしていても家賃が払えない若者も多い」と語り、カプセルホテルやネットカフェでの生活を余儀なくされる若い世代が増えているといいます。
KBSは、池袋の公園で月に2回実施されている、無料の食事配布についても取材。
無料配布の日は、配布開始の前から行列ができ、生活費を節約するために集まる20~30代の若者も少なくないそうです。
この日配布されている弁当の中身は、とんかつや卵など。
また弁当だけでなく、パンや果物も提供されていました。
取材を受けた若者は、「揚げ物や肉の価格が上昇しており、普段は炭水化物中心の食事になりがち」と語っていました。
KBSは取材を通して、「これまでに経験したことのない物価上昇を体験している日本で、仕事を失った若者たちが貧困の連鎖に巻き込まれ始めています」と締めくくっています。
この報道にネットでは、「このクオリティなら、僕も欲しいな」という意見がある一方で、先進国での実態を知り「韓国もこうなる」とした懸念も多数寄せられていました。
日本の経済はまだ混沌としたままです。
政策改革を進めて早急に経済の回復を図る必要がありますね。
出典:KBS