なぜ? 赤ちゃんの上を飛び越えるスペインの伝統行事
雑学は知らなくても全然困らないような情報でも、知っていればお友達から一目おかれること間違いなし。
会話のネタなどに思い出してみてはいかがでしょうか。
スペインで行われている一風変わった伝統行事
日本では、お正月から大晦日まで一年中さまざまな行事が行われています。
お正月、ひな祭り、端午の節句などのよく知られている行事から、祇園祭や朝顔市、天神祭などの祭事も伝統行事ですね。
スペインの小さな村カストリージョ・デ・ムルシアで行われている、カトリックの聖体祭にあわせて行われる伝統行事の「エル・コラーチョ」。
400年もの歴史があるこの伝統行事では、悪魔に扮した人が赤ちゃんの上を飛び越えています。
毎年6月に生後1年未満の赤ちゃんを路上に寝かせ、赤と黄色の衣装を着て仮面をつけ、悪魔に扮した男たちが次々に飛び越えていきます。
悪魔が鞭やカスタネットを使って赤ん坊の上を飛び越えることで、赤ん坊から悪魔を追い払うと信じられていて、最近では村で生まれた赤ちゃん以外の赤ちゃんも参加しているとか。
長い歴史の中で、これまで赤ちゃんがケガをした事は無いそうです。
ですが足をすべらせたりして大人の男性が新生児の上に落ちてしまわないか、ちょっと心配になりますね。