海面に落ちていたびん 酒だと思い拾って飲んだ漁師が死亡

画像はイメージ(Flicker/ Mark Hillary

外で落ちていた食べ物や飲み物を口にするのは危険だと教わった人も多いでしょう。

【動画】海で拾ってボトルを飲んで漁師が死亡

海から拾ったボトルに入っていた正体不明の液体を飲んだ5人の漁師が死亡し、1人が重体となっている出来事が起きました。

BBCINDEPENDENTなど、複数の海外メディアが伝えています。

海で拾ったボトルを飲んだ漁師が死亡

2024年6月、スリランカの漁港・タンガルを出航した漁船デヴォン号に乗った6人の漁師は海を漂うボトルを発見しました。

漁師たちは、中身は酒だろうと思い拾って飲んだところ、体調が悪化。 

陸まで戻って治療を受ける時間は無かったことから、スリランカの海軍が医療チームを派遣して治療にあたりましたが、4人は液体を飲んだ直後に死亡し、もう1人はその後死亡、6人目は重体となっています。

海に漂っていたボトルは複数あり、この漁船は近くで操業していたほかの漁船とボトルを分け合ったと思われますが、合計で何本のボトルがあって、何本を他の漁船に分けたのかは不明とのことです。

スリランカ政府は、さらなる死者が出ないうちに残りのボトルを見つけだすため調査しているといいます。

お酒だと思ったからといって、むやみに口にするのは危険であることがよくわかります。

Text by 千草ルシア