大谷翔平を救ったボールボーイ 海外の反応

ASSOCIATED PRESS/Matt Marton

大谷翔平選手を救った一人の男性が今、世界で注目を集めています。

【動画】大谷も驚きの反応…強烈なファールボールをボールボーイがキャッチ

大谷翔平めがけて飛んだファールボール

2024年6月26日(日本時間27日)、大谷選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは、敵地でシカゴ・ホワイトソックスと対戦をしました。

そんななか、3回にド軍キケ・ヘルナンデス投手が放った打球が、一塁側のドジャースベンチに猛スピードで飛んできたのです。

ファウルボールは正面にいた大谷選手をめがけて襲ってきましたが、それを目の前に立っていたボールボーイのハヴィアー・ヘレラさんがなんと素手でキャッチ。

大谷選手はとっさに背を向けていましたが、もし彼がキャッチしなければ、大谷選手に直撃していた可能性は高いでしょう。

ボールボーイのとっさの反応に、近くで見ていたデーブ・ロバーツ監督も拍手で称えたほか、大谷選手も笑顔を向ける様子が見られました。

また試合後には、大谷選手も自身のInstagramのストーリーズにその際の動画を投稿し、拍手マークを連発し感謝を伝えています。

ボールボーイの対応に、世間からは「ショウヘイを守ったということは、彼は数億円分に値する仕事をしたということになる」「ボールボーイ、私たちのショウヘイを守ってくれてありがとう!」「キャッチャーとしてプレーできるよ!」「プロフェッショナルだ」など、多くの称賛の声が寄せられています。

なお2015年8月18日にLos Angeles Timesが報じていた内容によると、ハヴィアーさんは同チームのボールボーイのなかで最年長で、日々真摯に仕事をする姿が高く評価されているといいます。

ナイトゲームの日は午前2時まで仕事をし、遠征試合後は道具などをトラックから降ろし片付けるため、午前3時に出勤するそうです。

そして昼間は眼科のオフィスで仕事をしながら掛け持ちで生計を立てているといい、同チームでの時給は約9ドル(約1,450円)だと伝えられています。

Text by 春野 なつ