7試合で6本塁打を打った大谷翔平 大記録達成まであとわずか

ASSOCIATED PRESS/Mark J. Terrill

現在、ノリにのっているロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平選手。

【動画】大谷翔平が打ってきた6本のホームラン

2024年6月16日から22日(日本時間17日から23日)までの1週間で、なんと6本のホームランを連発し、注目を集めています。

大谷翔平が7試合で6ホームラン

まず16日には、カンザスシティ・ロイヤルズ戦で4試合ぶりとなる18号と19号ホームランを、2打席連続で放ちました。

さらに彼は18日(同19日)、コロラド・ロッキーズ戦に、ケガで離脱したムーキー・ベッツ選手に代わり、1番・指名打者で先発出場。

5点を追う6回、先頭バッターで第3打席に入ると、オースティン・ゴンバー選手の変化球を捉え、20号となる特大ホームランを放っています。

なおこの日の1本は打球速度181.8km、飛距離145mで、飛距離は今シーズンのMLB最長を記録しました。

そしてまだまだ止まらない大谷選手は20日(同21日)、同じくロッキーズ戦で21号ホームランを放ち、3-5で見事チームを勝利へと導きました。

翌21日(同22日)には、古巣のエンゼルスと対戦した大谷選手。

ここでも2試合連続のホームランとなる22号を出し、打球速度182km、飛距離138.6mの特大弾で、会場をどよめきに包み込みました。

さらに22日(同23日)、1番・指名打者で先発出場した大谷選手は、3回の第2打席に3試合連続となる23号ホームランを放ち、恒例の確信歩きを見せています。

これにより直近7戦で6本目のホームランとなり、年間ペースはキャリアハイを記録した2021年の46本塁打を上回る47.2本に。

ナ・リーグ本塁打ランキングでも、2位のアトランタ・ブレーブス所属マルセル・オズナ選手を2本差で引き離しています。

同月24日(日本時間)現在、MLBでの通算本塁打数は194本、打点は494。

200本塁打、500打点達成が間近に迫っています。

この活躍に国内外のファンからは、「連戦の疲れを一切感じさせないのがすごい」「ショウタイム連発だ」「ショウヘイが楽しんでいるのが伝わる」「彼は最も尊敬に値する選手だね」など、多くの称賛が寄せられました。

Text by 春野 なつ