日本の海藻、好き? 外国人留学生の9割が好印象
九州大学で学ぶ外国人留学生への調査で、9割が「海藻」を好んで食べていることがわかりました。
海藻を好んで食べる外国人留学生
もずくやめかぶなどに含まれ、ぬめり成分である「フコイダン」を九州大学などとの協力で研究している株式会社ヴェントゥーノ。
2024年4月1日〜30日の期間中、九州大学の外国人留学生58人を対象に「海藻」に関する調査を実施しました。
その結果、学生の9割が「海藻」に好印象を持っていることが判明。
好印象に感じる理由については、49%が「体に良い」、35%が「食品として美味しい」と回答しています。
日本に来る前に海藻を食べていた人は、週に1回以上という人が22.8%、月に1回程度という人は40.4%を占めており、全体の6割以上が海藻を食べていた結果が出ました。
また、日本に来てから海藻をよく食べるようになった学生も、全体の9割を占めていることも明らかになっています。
よく食べる海藻の種類については、1位が「わかめ」、2位に「昆布」、3位には「海苔」でした。
最も多い食べ方として、スープが約7割を占めていました。
他にも、サラダや生で食べるという回答も上がっています。
一方、海藻を食べないと答えた少数派の理由には、匂いが嫌いという意見が多く、美味しくないと指摘した人もいました。
調査結果から、外国人留学生の健康志向の高さが浮き彫りになったといえそうです。
また、海藻をそのまま食べて、美味しいと感じていることも明らかになった調査でした。