「元々外国人が育てた子供が日本の議員になれるのは誇らしい」 英利アルフィヤの発言が物議
衆議院議員の英利アルフィヤ氏。
アルフィヤ氏は日本生まれ日本育ちですが、両親はもともと外国籍で日本人帰化をしています。
法務委員会でアルフィヤ氏が述べた発言に、批判的な声が上がっています。
英利アルフィヤの法務委員会での発言が物議
2024年3月13日に実施された法務委員会でアルフィヤ氏は、外国人支援コーディネーターについて質問しました。
外国人支援コーディネーターとは、在留外国人の相談に乗ったりサポートしたりする役職のこと。
現在カリキュラムを作成中で、近い将来300人を養成することが想定されています。
外国人支援コーディネーターについての質疑中にアルフィヤ氏は、自身の生い立ちと絡めてこのように言及しました。
「元々外国人である両親は、私のような娘を育てることができて、(私は)国会議員にまでなってしまいました。そのような環境が日本にあるということも、もっともっと海外に発信して行くべき、誇るべき状況なのかなと思います」
その上で外国人支援コーディネーターについても「画期的」「自国に来てくれる外国人を支援しようという取り組みはあまり聞いたことがない」と評価しています。
これに対しにX(旧・Twitter)でさまざまな批判的な反応があがりました。
「なってしまいました」という表現に違和感を覚えた人が多く、「嫌々議員になったように感じる」「『ならせていただきました』でしょ」という声が寄せられています。
アルフィヤ氏は、「日本にある優しさや思いやり、そして日本的なリーダーシップこそ、世界に求められていることだと感じております」とも発言していました。