10部門中7部門が日本車、米誌が選ぶ「2024年の10台」 トヨタ、スバル、マツダ

Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc.

 米消費者NPOが運営するメディアのコンシューマー・レポートは、2024年版「ベスト・カー・オブ・ザ・イヤー」を発表した。260以上のモデルを対象とし、路上テストにおけるパフォーマンス、予測信頼性、オーナーによる満足度評価、安全性評価をもとに、10部門ごとにトップモデルを選出したものだ。

◆10モデルのうち日本勢は7モデル
 各部門のトップに選出されたモデルは以下のとおりとなった。

サブコンパクトSUV:スバル クロストレック
乗り心地に定評があり、2024年型ではエンジンなどが改良された。

ハイブリッド/PHEV:トヨタ プリウスとプリウス プライム
退屈な印象もあったプリウスだが、スポーティーなスタイリングに一新している。

コンパクトSUV:スバル フォレスター
ゆとりの室内空間を誇り、ベスト・カー・オブ・ザ・イヤーの常連だ。

スモールカー:マツダ3
軽快なハンドリングがドライブの楽しさを引き立てる。

ミッドサイズカー:トヨタ カムリ ハイブリッド
驚異的な燃費の良さ、そしてロードテストでの高い点数が際立つ。

スモールピックアップ:フォード マーヴェリックとマーヴェリック ハイブリッド
ピックアップトラックだが、乗り心地で高い評価を得た。

PHEV SUV:トヨタ RAV4 プライム
PHEV版は0-100km/h加速が6.3秒と、ガソリン版より2秒短縮した。

ミッドサイズSUV:トヨタ ハイランダー ハイブリッド
3列シートSUVとしては燃費が良く、実テストで30 mpg(約12.8km/リットル)を達成した。

ラグジュアリーSUV:BMW X5とX5 PHEV
ラグジュアリーなキャビンが満足感を向上させる。

EV:テスラ モデルY
SUVにも近い広い室内空間に加え、スポーティーなハンドリング性能も醍醐味だ。

Text by 青葉やまと