熱心に雪かきをしていた夫 理由を聞いたら予想外の答え
雪かきは寒い地域に住む人にとって欠かせない習慣。
ドイツ在住の漫画家、夏目ひらら(hirara2_manga)さんは、Instagramに同国での雪かき事情について投稿しました。
ドイツで雪かきに熱心な夫、その理由は「除雪義務」
地域によりますがドイツでは例年、11月末〜4月まで雪が降ると言われています。
ひららさんが住む地域では、6月頃でも寒さに油断できない気候が続くそうです。
ある大雪の朝、夫がせっせと雪かきをしていました。
熱心に雪かきをしていた姿を見たひららさんは、その姿に感心。
夫に声を掛けると、民法で定められた除雪義務があるため、雪かきをしていたというのです。
雪の降る季節には、午前7時から午後8時までの間に歩道の除雪と砂・塩撒きをしなければならないといいます。
この時間帯に家の前で誰かが滑って足を骨折した場合、家主が責任を負うことになるのだとか。
そのため、夫は除雪を済ませようと朝早くから頑張っていたのですね。
NewSphereは、ひららさんに雪かきに関する生活を取材しました。
ひららさんの住むエリアにはファミリー層が多く住んでいるので、ルールを守る人が大半とのこと。
周囲が雪かきをしなかったせいでトラブルになった話は聞いたことがないそうです。
しいて言えば、夫が一人暮らしをしていた頃、雪かきをサボったら両親に怒られたことぐらいとのこと。
また、ひららさんの住む地域は頻繁に雪が降る場所ではないといい、雪かきが必要になるのは1年に2〜3回。
雪かきにかかる時間は15〜20分くらいだそうですが、大雪の時はすぐにまた積もるため、1日に何度か雪かきをしなければならないそうです。
冬の朝、一面が雪でおおわれた景色は素敵ですよね。
ただドイツでは雪の朝、ため息をつく人も多いかもしれません。