目の痛みと視界の悪さを訴えていた患者 23枚のコンタクトレンズが取り出される

画像はイメージ(Flicker/ osseous

コンタクトレンズを使用している人の中には、うっかり着用したまま寝てしまったという人もいるでしょう。

【動画】目から出て来た23枚のコンタクトレンズ

しかし、このうっかりが何度も続くと取り返しのつかないことになりかねません。

目から23枚のコンタクトレンズが出てきた患者

アメリカのカリフォルニア州で眼科医として働くカテリーナさんがInstagramに投稿したのは、患者の目からコンタクトレンズを取り出す瞬間でした。

Insiderによると、来院した70代の患者は目の痛みと視界の悪さを訴えていたとのこと。

カテリーナさんが精密検査をしたところ、暗い紫色の斑点が目に張り付いているのが見えたそうです。

綿棒を使い、目の奥から引き出してみると、そこには何枚にも重なったコンタクトレンズが見つかりました。

なんと合計23枚のコンタクトレンズが、目の中に放置されていたのです。

目の痛みや視界の悪さを訴えるのも不思議ではありません。

カテリーナさんは「20年以上の経験で、こんなことは今まで見たことない」といいます。

彼女はこの患者に、コンタクトレンズを着用しないようお願いしたそうです。

「感染や失明の危険もあった。この患者は幸運でした」と語ります。

動画を見た人は「そんな大量のコンタクトレンズをどうしたら取り忘れるのだろう」とコメントを寄せていました。

カテリーナさんは、この動画をコンタクトレンズの使用者に毎晩取り外すことを思い出させるために投稿したそうです。

そして「絶対にコンタクトレンズを着けたまま寝ないでください」と注意喚起しています。

Text by 島田 そら