900mの深海で暮らす魚が浜に打ち上げられる 見た目はまるでエイリアン
アメリカ・ロサンゼルスのラグナビーチで、エイリアンのような生物が打ち上げられているのが発見されました。
エイリアンのような見た目をした魚
カリフォルニア州立公園がInstagramに投稿したのは、ガラスの破片のようなカミソリに、鋭い歯を持つ黒い生物。
投稿によるとこの魚は、アンコウの一種である、「パシフィック・フットボール・フィッシュ」。
カリフォルニア州魚類野生生物局は現在、打ち上げられた原因を調査中だといいます。
CNNによると、「パシフィック・フットボール・フィッシュ」は普段、深さ約900mにも及ぶ深海で暮らしているとのこと。
体の大きさと頭頂部の突起を持つのがメスの特徴で、その先端を光らせて暗い海中で餌をおびき寄せる生き物です。
メスが体長60cm程度にまで大きくなるのに対し、オスは約2.5cmほどにしか成長しないのも、不思議な点ですね。
また「FOX8」によると、アメリカ・バージニア州では『オパ』と呼ばれる巨大な深海魚が釣り上げられたことがあります。
約64.8キロもある巨大な魚で体長は150cm程度もありました。
オパはムーンフィッシュとも呼ばれ、一般的にはアメリカ西海岸やハワイなどの太平洋諸島付近の熱帯の深海に生息しているとのことです。
「パシフィック・フットボール・フィッシュ」にSNSでは「信じられない!」「クレイジーな進化だ」などの意見が書き込まれました。
世の中には不思議な生き物がいるようです。