解雇された腹いせに、ドリンクレシピを公開したスタバ元従業員 「ゴミ扱いするからこうなる」
1971年にアメリカのシアトルで生まれた、世界最大のコーヒーチェーン店「スターバックス」。
日本にも1992年に上陸し、2023年10月現在、1,800を超える店舗が日本全国に展開されています。
そのスターバックスをめぐり、元従業員だった男性が解雇された腹立たしさを理由に、同店で売られているドリンクのレシピをX(旧Twitter)に公開する問題が起きました。
解雇された、スタバの元従業員がレシピを晒す
飲食店にとってレシピは資産です。
ましてやグローバル企業であるスターバックスのレシピですから、SNSに公開されてしまってはかなりの痛手でしょう。
投稿する際、元従業員の男性は次のようにコメントしました。
「スタバのファンの方達!レシピ大公開!プレゼントだよ〜。従業員をゴミ扱いしてるからこんな目に遭うってことをわかってほしい。安月給、従業員手当なし、労働組合を組んだら罰せられるだなんてウンザリだ!」
レシピを見た人の中には、「思ったよりもコーヒーが少なくて砂糖だらけ」というコメントを残した人もいました。
ほとんどすべてのドリンクレシピを暴露されてしまったスターバックス。
しかしSNSで上がっていた反応の中には、スターバックスは「コーヒーが美味しいからという理由だけで選ばれる店ではないため、この程度の出来事はかすり傷にもならないだろう」というコメントもありました。
スターバックスは「オシャレで居心地のよい場所」。
「コーヒーが美味しいから」ではなく、「スタバだから」行きたくなる、そんな場所だという考えを持つ人がいるようです。
世界のスターバックスを相手に復讐を試みた元従業員でしたが、その願いは届かなかった様子。
むしろ、企業秘密を大々的に暴露してしまった元従業員に、今後なんらかの影響が出てしまう恐れが考えられます。
SNSは名刺代わりとも言われるこのご時世です。
将来の仕事の信用にも関わる可能性があるため、SNS上での振る舞いには気をつけた方がいいですね。