機内トイレで見つかった不審物 丁寧に包まれた「大人用の使い捨て紙おむつ」だと判明
パナマ市発、アメリカ・フロリダ州タンパ行きのコパ航空機のトイレで不審物が発見され、引き返す騒ぎが起きました。
トイレで見つかった不審物は「大人用紙おむつ」
「AFP」によると、爆発物処理班が機内を探したところ、不審物の正体は大人用おむつだったことが判明。
当初、「爆破予告」があったとみられるため、飛行機はUターンを余儀なくされたと発表。
空港に戻ると乗客は降ろされ、警察の爆発物処理班が機内を捜索しました。
捜査官がトイレで見つけた物体は、黒いゴミ袋で丁寧に包まれた「大人用の使い捨て紙おむつ」だったと明かしました。
「爆弾騒ぎ」といえば、2022年にも機内で爆弾を持ち込んだという脅迫事件が起きています。
アメリカ・サンフランシスコからシンガポールのチャンギ国際空港に向かっていたシンガポール航空機に、爆弾を持ち込んだとする脅迫があり、同国空軍の戦闘機が出動。
「CNN」によると、乗客の男性が機内に持ち込んだかばんの中に爆弾があると脅し、乗務員に暴行を加えたものの、爆弾はウソだと判明しました。
男性は機内で取り押さえられ、到着と同時に身柄を空港警察へ引き渡されたとのことです。
今回の爆弾騒ぎにSNSでは、「丁寧に処理したのに、誤解された上に晒されてかわいそう」などの反応が上がっています。
飛行機の中では、異物があると大騒ぎになってしまうものです。