火災の通報を受けて駆け付けた消防隊 目撃したのはハロウィンの飾り

画像はイメージ(Flicker/ goblinbox_(queen_of_ad_hoc_bento)

10月31日はハロウィン。

【動画】消防隊が出来栄えを称賛した「ガチハロウィン」

アメリカでは仮装をしたり、自宅をデコレーションしたりして楽しむ人が多いようです。

近年、日本でもおばけカボチャを作ったり、お菓子を子供に配布したりする地域が増えてきました。

2023年10月5日、ニューヨーク州のグレンズ・ウォールズ消防署がFacebookに1本の動画を投稿し、世間を驚かせています。

ハロウィンのガチさに消防隊が絶賛

映っているのは、1階と2階部分の室内が燃え盛っている一軒家。

「家が激しく燃えている」と通報を受けた消防隊が駆け付けましたが、それは火事ではなく、なんとハロウィンのデコレーションでした。

赤とオレンジ色に光りながらゆらゆら揺れる炎は、まるで本物の火災のようですね。

消防署は自宅の所有者に注意するどころか、「素晴らしいデコレーションだね!」とFacebookで称賛。

「10月末まで、毎週金曜日と土曜日の夜に点灯するそうなので、ぜひ。Facebookに載せる許可をくれてありがとう!」と、感謝の言葉までつづっています。

この動画に対し、世間からも「創造性が素晴らしい!実際に見てみたい」「リアルすぎる」「これからも通報が相次ぎそうだね」といったコメントが寄せられました。

またこの家の近くに住む人からは「ジョンさんとマットさん(家の住人)はさすがだよね!」といった声が。

これに対し、同消防署は「本当に素晴らしいよ。こんな通報ならウェルカムだよ」と意気揚々に回答しています。

自宅のデコレーションも本格的ですが、寛大なグレンズ・ウォールズ消防署も素晴らしいですね。

Text by 春野 なつ