作業時間は12時間 屋根から出てきたのは重さ「63kg」の巨大ハチの巣
カリフォルニア州でハチ除去を行うジェフさんが、屋根裏で重さ約140ポンド(約63キロ)もの巨大なハチの巣を駆除した時の動画が注目を集めています。
12時間かけて、重さ「63kg」の巨大なハチの巣を駆除
カリフォルニア州サンディエゴ在住のジェフ&ジュリー・ラッセル夫妻は、巣箱を移設してハチを救出する養蜂家。
18年前サーフィン中に骨折し仕事ができなくなったジェフさんが、教会で知り合ったハチ駆除会社の社長に誘われたのが始めたきっかけだといいます。
駆除にあたりジェフさんは、「湿気で、屋根にカビが生えているんだけど、この部分だけは常に温かくて蒸発するからカビがない」と説明。
白いマーカーで印が付けられた屋根の部分には、確かに黄色いカビは見当たりません。
ジェフさんは、「なんでかわかるかい?それは巨大なハチの巣があるからだよ」と言いました。
数週間前にも、この場所を確認していたジェフさん。
そこからさらに、ハチの巣が広がっているだろうと予測します。
全身を防護服で覆ったジェフさんはさっそく、屋根の一角を切り取りました。
中から出てきたのは、巨大なハチの巣。
その大きさに、ジェフさんも驚きを隠せません。
ジェフさんはハチの巣を移設するため、女王バチを探しましたが見つかりませんでした。
代わりに出てきたのは、フクロウの死骸とメスどりの死骸です。
作業当日は風速40マイル(約17メートル)の突風が吹いており、傘がさせなくなるほどの強風でした。
ジェフさんは、取り出せるだけのハチをダンボールに移し替えて作業を終了。
朝7時から始めた作業は、結局12時間かかったといいます。
ジェフさんは、「昼休憩10分だけとって、やっと終わったよ。140ポンドのハチの巣。こんなのは初めてだ」と疲れた様子で話しました。
ジェフさんが除去したハチの巣は、自身が所有する青空養蜂所で大切に育てるようです。