胸元が開いた服、スカートの短さ… 緩すぎる「オフィスカジュアル」
昨今日本ではクールビズ・オフィスカジュアル一般的になり、緩いドレスコードを積極的に取り入れる企業も増加傾向にあるようです。
そしてこの傾向は、日本だけではない様子。
海外でもオフィスカジュアルは浸透しているようですが、そこには日本のものと比べて大きなギャップがあるようです。
オーストラリア在住でコミックエッセイストでもあるおかっぱ渡り鳥(okappa34wataridori)さんは、自身のSNSで驚きのエピソードを語っています。
彼女が働いているオフィスでは、服装は一応自由だそう。
一部、「ダメージジーンズはNG」などのルールは設けられていますが、実際はグレーゾーンとのこと。
そして驚きなのは、その「グレーゾーンの度合い」だといいます。
なんと、ひざ上まで短いワンピースや大きく胸元が開いた服装も日常的だとのこと。
特に、若い女性達のスカートの短さは一際。
また中には総スパンコールのパンツをはいているジェンダーレスな男性もいるそうです。
更に驚いたのは、ある日アダルトショップ店にあるマネキンが着ていたものと同じような過激な恰好をしてきた社員もいたこと。
これでは「ダメージジーンズNGの基準とは?」と感じてしまうのも、不思議ではありません。
特に金曜日やイベントの日は皆気合が入るらしく、投稿者さんのかつての上司が、アニマル柄のミニワンピースを着て、派手なメークで出勤することもあったそう。
中には、下着が透けて見えるシースルーのワンピースで出勤する人もいるとのことです。
そんなある日社員の服装に関するメールが一斉に送られました。
その内容は、リラックスした社内の雰囲気に一石を投じるもの。
ドレスコードについても言及されていました。
ところが、このメールに対して社員たちは大ブーイング。
「何十年前のドレスコードなの」などの苦言が飛び交ったそうです。
結局上層部は、その後すぐに発信ミスだったことを認め、事態を沈静化させることになりました。
投稿者さんはこのエピソードについて「たまに驚くような服装の人もいるけど自由なのはよい」「見かけや体重・年齢、もしくは性別すら重要ではないと感じさせてくれる」と振り返っています。
もしかしたら、多様性が重視されるようになった昨今において最先端を行っているのかもしれません。
投稿者さんは最後に「社内メールは意図的に送ったメールではと感じさせる出来事だった」と語りました。