「誰が盗んだのかを知りたかった」 クレカを不正利用された女性、加害者の特定に成功
電子マネーなどの普及でキャッシュレスが進んでいる昨今。
一方でカード情報などの盗難による不正利用の被害も増加しています。
自分のクレジットカードが不正に使用された女性は、盗んだ相手の情報を突き止めました。
クレジットカードを不正利用した人物を特定
アメリカに住むローレンさんは、ヘアケア商品を取り扱うオンラインストアから、彼女のクレジットカードに135ドル(約2万円)の請求があったとお知らせを受け取りました。
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見覚えのない購入に、彼女は家族がカードを使用したのではないかと考えます。
「もし母親がシャンプーを買っただけなら、クレジットカードを停止したくない」といい、家族全員にカードを使用したか確認したそうです。
しかし誰も使用しておらず、彼女は自分のカードが不正利用されたと気が付きました。
「クレジットカードの利用を停止する前に、一体誰が私のカード情報を盗んだのか知りたいと思った」といい、盗んだ人物の情報を探そうと決めます。
そこで彼女は、請求があったオンラインストアのカスタマーサービスに連絡。
購入日や金額などの詳細を伝えると、購入者の名前と商品の受け取り住所を聞き出しました。
「テキサスにいるジェイソンという名前の人が、ギフトセットをセールで購入したみたい」とカード情報を盗んだ相手の詳細を明かします。奥さんへのプレゼントだとのこと。
その後、決済処理はキャンセルされ、返金されたそうです。
彼女はクレジットカードを利用停止し、カード会社はローレンさんから提供された情報をもとに、この件について調査しているといいます。
日本クレジット協会によると、2022年度の不正利用による被害総額は436億円にも及ぶそうです。
日ごろから利用明細のチェックや定期的なパスワードの変更など、事前に防ぐ行動の心がけが必要といえるでしょう。