大学入学許可証と、約1500万円の奨学金通知を見落としていた女性に起きた奇跡

画像はイメージ(Flicker/ Orin Zebest

マディさんという女性が、クローゼットで見つけてしまったのは未開封の大学入学許可証と奨学金通知。

TikTokに投稿した18秒の映像は、驚きが突然怒りに変化する、感情のジェットコースターを映した印象的な映像でした。

奨学金通知と入学許可証を見落とした女性

 

 

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クローゼットに座り込んだ彼女は、届いていた未開封の封筒を整理し始めます。

その時突然、彼女は口をあんぐりと開けました。

開封した手紙は、マディさんが志望していた大学のうち、メリービル大学からの 10万4千ドル(約1480万円)にのぼる奨学金オファーと入学許可証だったのです。

マディさんは、嬉しさで一瞬興奮してしまいますがそれも束の間、大学の決定期日が24時間しかないことを知り落胆します。

志望していた大学の入学許可証と、奨学金が受けられるということを知らずに、彼女はすでにコミュニティカレッジに入学することを決めていたのです。

マディさんは、カメラに奨学金オファーの書面を突きつけて映し、ショックと怒りでいらだちが隠せない様子をあらわにします。

このストーリーは、せっかくのチャンスを棒に振ってしまった1人の女性のある投稿で終わりかと思いきや、この後状況は一転。

彼女の投稿が拡散されたおかげで、メリービル大学事務局の目に留まり、なんとマディさんに電話がかかってきたというのです!

通常800番から始まるフリーダイヤルは、勧誘だと思い無視する彼女ですが、この日は虫の知らせがあったのか応答。

正式なオファーをメール経由で受け取ったマディさんは見事、希望の大学へ奨学金で通えることになったのだそうです。

勉強や仕事をしながら、大学からの300通以上にも及ぶ書面すべてに目を通すのは難しかったというマディさん。

皮肉のつもりでキャプションに記した「私が4月29日にどこにいたか、本当に知りたい?」が功をそうしたのでしょうか。

この大学へ通う運命だったとしか思えないほど、偶然が重なったマディさんのミラクルなエピソードでした。

Text by 本間才子