「とても失礼だし、危険」 相次ぐ「ライブ中の物投げ」に、チャーリーが訴え

A.PAES/ Shutterstock.com

歌手のケルシー・バレリーニさんが、ギターを手にステージで歌っている最中、ファンによって投げ込まれたものが顔面に激突してステージから一時降りる出来事が起きました。

ファンが撮影した瞬間の映像が、Twitterに公開されています。

ケルシーさんは自身のInstagramのストーリーズ機能で、「私は大丈夫です。誰かがブレスレットを投げたんだけど、それが私の目に当たって怪我をしたというよりただ怖かったんです」と報告。

近年、主にファンからのステージへの物の投げ入れがエスカレートしています。

ビービー・レクサさんは、ステージに投げ込まれたスマホが顔面に当たり3針を縫うケガを負い、ピンクさんはステージにファンの母親の遺灰が投げ込まれて呆然。

またエイバ・マックスさんは、ステージ上に乱入してきたファンに平手打ちされるという被害に遭いました。

この危険な行為の連鎖に、チャーリー・プースさんは「ステージ上の出演者に物を投げる風潮は終わらせなければなりません」と問題提起。

「とても失礼だし、とても危険です。お願いですから音楽を楽しんでください」と訴えました。

チャーリーさんのメッセージに、SNSではさまざまな意見が書き込まれています。

「同意します。そんなことでは楽しくなくなります」
「あなたにも起こらないことを願っています。こんなことを経験したアーティストは本当に気の毒だ」
「すべてのパフォーマーはショーに安全を感じるべきです」

「投げ込み問題」については、チャーリーさんのYouTube30億回再生された曲でいうところの「We Don’t Talk Anymore(もう話すことはない)」となって欲しいものです。

Text by 川崎 謙三郎