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シリア内戦、支援国の足並み揃わず 新たな脅威も…

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 内戦が泥沼化しているシリアでは、化学兵器の使用疑惑、イスラエルからの相次ぐ空爆、そして諸国の駆け引きが連日報道されている。

【各国のジレンマが生む、化学兵器への見解の違い】
 各紙とも、化学兵器サリンが使用されたことは、ほぼ確実と報道。ただし、政府軍と反体制派のどちらが使用したかは、欧米諸国でも意見が割れているようだ。
 化学兵器の被害にあったとされる負傷者や、手当をした医者などに聞き取りを行なってきた、国連人権委員会のデルポンテ調査官は、反体制派がサリンを使用した可能性が濃厚だと報告していると、ニューヨーク・タイムズ紙などは報じている。
 しかし、この発表に対して米国は反対意見を唱えており、「化学兵器が使用されたとすれば、それは政府軍によるものだ」と述べている。米国や欧州諸国はアサド政権の退陣を望んでいるものの、反体制派の過激派に取って代わられることは避けたいため、慎重な対応を取らざるを得なくなっているのが現状だ。
 事態が混乱を極める中、各国のジレンマが浮き彫りとなってきたために、それぞれの見解に食い違いが出てきたようだとウォール・ストリート・ジャーナル紙は指摘している。

【アフガニスタンの二の舞となりかねない状況】
 フィナンシャル・タイムズ紙は、隣国イスラエルが先週から2度にわたってダマスカス近郊を空爆したことを取り上げている。
 イスラエルは、アサド政権を支持するイスラム教シーア派組織ヒズボラへの、アラブ諸国の武器支援を懸念している。今回の空爆も、イラン製の精密誘導ミサイルを、ヒズボラに輸送する車列を狙ったものだと言われている。

 同紙はまた、具体的な支援の足並みが揃わないため、シリアは帝国主義者やユダヤ主義者らの陰謀の的となっており、各方面のテロリストが襲撃を繰り返していると指摘。
 特に、欧米で教育を受けたアラブ人の中には、シリア内戦は同国崩壊に向けた欧米諸国の陰謀と考える人も少なくないという。アフガニスタンやイランで「聖戦士」という名の犠牲者を出した失敗が、シリアでも繰り返されると見られ始めているようだ。

(Newsphere編集部)

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