EU、CO2対策どころではない?
排出規制の背景には、環境汚染への危機感があるという。規制実施の凍結は国際線に限られること、国際的議論が進まない場合、1年後に規制を再開するとしたのもそのためのようだ。規制凍結が適用された会社にとっては救いとなったが、適用されない地域の航空会社とその関係企業は、統治権違反、不公平という反対意見が根強いとニューヨーク・タイムズ紙が報じた。一方で、環境保護団体は、予定通り執行するべきと意見をしているとフィナンシャル・タイムズ紙が報じた。
ちなみにこの規制では、排出量を超えていた場合、1トンのCO2 排出に対し100ユーロ(約1万円)の罰金が課されるという。罰則適用が続けば、ヨーロッパ圏内に着陸も許されないという厳しいものだ。そのため航空会社は支払額の膨張を不安視している、とニューヨーク・タイムズ紙は報じた。