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2020年 東京ロボット五輪開催へ…首相発言に海外紙が注目する理由とは

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2020年 東京ロボット五輪開催へ…首相発言に海外紙が注目する理由とは

 安倍首相が2020年に「ロボットオリンピック」開催を目指すと発言したことを、複数のイギリス紙が取り上げた。

 先月、安倍首相は東京と埼玉にあるロボットを活用する工場と介護施設を視察した後、「ロボット革命実現会議」を設置する旨を明らかにし、世界各国がロボットの技能を競う「ロボットオリンピック」の開催に意欲を示した。また、2020年までにロボット市場規模を今の3倍である2.4兆円まで拡大していきたい、と目標も語っている。

 現在日本は、ロボット技術において世界をリードしていると言われている。少子化による労働力不足への対策にもつながる可能性のあるロボットは、大きな将来性を秘めており、安倍首相はアベノミクスの新たな成長戦略の大きな柱の一つとして日本経済再生を図りたい考えだ。

【「ロボットオリンピック」は史上初の大型ロボット競技大会ではない?】
 安倍首相の発言に対し、英メトロ紙は「ロボット・ウォーズ(イギリスのロボットバトル番組)」のファンはこのプランに大喜びするだろう、と報じている。

 英デイリー・メール紙は、大規模で、かつ組織化されたロボット競技大会の構想は「ロボットオリンピック」が初めてではない、と伝えている。

 同紙によると、2010年に、中国が、人型ロボット・バトルのイベント開催した。また、スイスが2016年に、初の「サイボーグオリンピック」を開催するための準備を行っているという。

 現在のところ、有名な大会では米国防総省高等研究計画局(DARPA)が主催している災害救助用のロボット競技大会「DARPAロボティクス・チャレンジ」や日本の研究者らによって提唱された自律移動型ヒューマノイドロボットによる競技大会「ロボカップ」などが存在するが、どれも比較的小規模な大会であるとデイリー・メール紙は報じている。

 「もし、安倍首相が「ロボットオリンピック」をなんとか設けることができれば、「ロボカップ」や「DARPAロボティクスチャレンジ」に取って代わる存在になるだろう」と英インデペンデント紙。さらに、現在のところ安倍首相の発言以上に具体的な動きはないとしつつも、スイスの「サイボーグオリンピック」計画を考えると、日本の「ロボットオリンピック」は決してあり得ない話ではない、と結んでいる。

【日本の最新ロボット事情は】
 英デイリー・メール紙は日本の最新ロボット情報を3つ取り上げ紹介している。

 一つ目は絶対に負けない「じゃんけんロボット」。驚異的な反射神経で人間のわずかな動きを予測・察知し、「後だしじゃんけん」で100%勝つ常勝のロボットだ。後だしだと認識できない速さで繰りだされるじゃんけんに人間では勝つことができないようだ。

 二つ目はニュースを読み上げる「ロボットアナウンサー」だ。人間の肌に近いシリコン製の皮膚や人工筋肉などを使い、人間の外見そっくりに製作されている。また、話すときの口の動きや表情も自然に再現している。

 三つ目は先月ソフトバンクグループが発表した感情認識機能を持つ人型ロボット「Pepper」だ。来年2月に19万8千円で発売される予定。

 これらのロボットやロボットオリンピックを含めたロボット戦略に「ロボット産業は低迷している日本経済に新しい活力を与えることができる」と期待している安倍首相のコメントを英メトロ紙は報じている。

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(Newsphere編集部)

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