“全然太ってないじゃん!” 日本の「ぷに子」ユニット、海外からも反響大

 エイベックスの10人組ユニットChubbiness(チャビネス)が、今年3月から音楽活動を開始する。彼女たちは皆、丸みをおびたぽっちゃり体型の「ぷに子」であり、オーディションで約3500人の中から選ばれた。

【食べ物やファッション好きな一面に注目】
『MUSIC TIMES』は、Chubbinessのメンバーが、フェイスブックやツイッターで情報発信していることに注目。食べ物やマニキュアが大好きなことが伝わってくる、と報じている。同メディアは、これは他の女性ユニットとの差別化だと考えている。既にネット上では、どのメンバーがお気に入りかを書き込む人もいて、音楽活動を始める前からファンを集めることも可能な例だと評している。

【日本人の美意識にふれる報道も】
『Jezebel』は、Chubbinessのメンバーたちを「完全に普通の体型だが、可愛らしく太っている」と紹介。同メディアは、日本の「独特の美の理想」は、低い肥満率と、大量生産される“アイドル”によって維持されているとも評しており、Chubbinessの独自性を示唆している。

 また『MUSIC TIMES』も、社会的な理想と比べてどうであっても、自分の体を好きであるということは、エンターテインメント産業などにおいて、ますます広まっているメッセージである、とも報じている。

【マシュマロ女子が発端】
 大手バイラルメディア『Buzz Feed』は、背景として、彼女たち「ぷに子」とほぼ同じ意味の「マシュマロ女子」について紹介。日本の雑誌『la farta(ラ・ファーファ)』が、モデルの後藤聖菜さんを「マシュマロ女子」と呼んだことが発端だという。

 同メディアは、後藤さんが、「マシュマロ女子」は「デブ」と異なるポジティブな言葉で、自分を「とても幸せにしてくれる」とコメントしていることも報じている。

【Chubbinessに関する外国人のコメントとは?】
 Chubbinessに関するニュースを読んだ外国人は、どのように反応したのだろうか? Buzz Feed 、Jezebelには下記のようなコメントが寄せられていた。

・なんだって? この女の子たちは全然特大サイズじゃないよ
・ふっくらしてるのは、アメリカでは基本的に、完全に普通のこと。彼女たちは日本では大きめのサイズかもしれないが、全然不健康じゃないし痩せろなんていう必要はない
・彼女たちは愛らしい。マシュマロ女子って言葉も、デブって言葉よりずっと良いね
・マシュマロ女子って、柔らかくて、白くて、可愛いね。体型を受け入れるという、社会的な動向が起こっていて、嬉しく思うよ。

ぽちゃモテ!

Text by NewSphere 編集部