ニューヨークで大人気!?ラーメンバーガーに長蛇の列

 「ラーメンバーガー」と聞いて、皆さんすぐにイメージが思い浮かぶでしょうか?

 ロッテリアが5月に「麺屋武蔵ラーメンバーガー」を発売して話題になったり、福島県喜多方市のご当地グルメとして一部で有名になったりしていますが、まだ一般的とは言い難い料理です。

 そのラーメンバーガーが、今ニューヨークで人気に火が付きつつあるようです。

【あっという間に売り切れ】
 8月初旬に、ニューヨークのブルックリンで開かれたフードフェスティバルにラーメンバーガーが出品され、雨の中、約500人のお客さんが列を作りました。

 このイベントでラーメンバーガーを販売したのは、日本でラーメン作りを学んだケイゾウ・シマモトという日系アメリカ人のシェフ。彼の用意した150個のラーメンバーガーはあっと言う間に売り切れてしまったそうです。

 彼の作る「醤油ラーメンバーガー」は、焼き固めたラーメンの麺をバンズの代わりにし、甘辛の特製ソース、牛肉のパティ、醤油、ねぎ、ルッコラを挟んだもの。

 実際にバーガーを口にした人の評判は上々で、「とてもジューシーでおいしい」、「完璧なミディアムレアの焼き加減で、ラーメンの麺はバンズとして驚くほど合うね」との感想が伝えられています。

【ネット上の反応】
 このニュースを伝える記事には、次のようなコメントが付けられています。

・好意的な意見
「絶対おいしいに決まってるわ!でもどうやって持つんだろう?」
「見た目がきれいなバーガーね。食べたいわ。堅焼き麺が一番よね」
「おいしそう!ミディアムレアの牛挽肉パティの部分以外はね。私のにはウェルダンにしてほしい」

・疑問・否定的な意見
「どれだけの塩分を含んでるんだろう・・・」
「気持ち悪い。自分は馬鹿げた食のトレンドが嫌だ。新しいハイブリッド(合成)料理を探すんじゃなくて、長く続くものを求めるべきだ」
「家で作ればいいものをなんで並ぶ必要があるんだ?」

【今後の展開は?】
 あまりの人気のため、急きょ10日に300食を用意して再び販売を行うことになったようです。

 さらに、シマモト氏は、今後ラーメンバーガーのレストランをニューヨークに開く予定とのことです。いくつかの記事では、現在ニューヨークで大人気の「クロナッツ」(クロワッサン生地のドーナッツ)に続いて、行列必至の人気店になるのではと言われていますが、果たしてどうなるでしょうか。

 

Text by NewSphere 編集部