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		<title>ルース・カーター、衣装を通じたストーリー・テリング 『星の王子2』で表現したもの</title>
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		<pubDate>Fri, 19 Mar 2021 02:00:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>

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		<description><![CDATA[『ブラックパンサー』の衣装デザインでアカデミー賞を受賞したルース・カーター（Ruth E. Carter）が手がけた最新作は、今月公開された話題作『星の王子 ニューヨークへ行く 2（Coming 2 America）』だ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>『ブラックパンサー』の衣装デザインでアカデミー賞を受賞したルース・カーター（Ruth E. Carter）が手がけた最新作は、今月公開された話題作『星の王子 ニューヨークへ行く 2（Coming 2 America）』だ。『ドゥ・ザ・ライト・シング（Do The Right Thing）』『グローリー／明日への行進（Selma）』『大統領の執事の涙（The Butler）』など、多くの黒人キャストが出演する著名な映画の衣装デザイナーとして活躍してきたカーターの軌跡と、最新作へのアプローチとは。</p>
<p><strong>◆ルース・カーターの軌跡</strong><br />
　今年、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに、ルース・カーターの名が刻まれた。衣装デザイナーとしては、エディス・ヘッド（Edith Head）に続いて2人目の快挙となる。一方、『ブラック・パンサー』の仕事で受賞したアカデミー賞は、マーベル・コミックにもたらされた初めてのアカデミー賞だ。彼女の功績は、「黒人（女性）初」と讃えられることも少なくない。カーターは「黒人で初めてという表現は、つまり、それだけ自分のような存在が排除されてきた仕組みがあったということだ」と語る（<a href="https://www.vanityfair.com/style/2021/02/visit-ruth-e-carters-studio" target="_blank">ヴァニティ・フェア</a>）。「黒人初」ということではなく、受賞の事実そのものとして賞賛されたいというのが本音のようだ。</p>
<p>　カーターは、アメリカ黒人の歴史やポップ・カルチャーに関するいくつもの重要な映画に携わってきた。スパイク・リー監督が手がけ、人種差別のトピックを扱った1989年公開の『ドゥ・ザ・ライト・シング』、同じくリー監督による『マルコムX』、公民権運動活動家マーティン・ルーサー・キング・Jrの映画『グローリー／明日への行進（Selma）』、オプラ・ウィンフリーが出演した『大統領の執事の涙』など、さまざまな代表作がある。リー監督とは1988年公開の『スクール・デイズ（School Daze）』以降、これまでに少なくとも12作品で仕事をともにしている。2018年には、ピッツバーグにて『ヒーローとヒロイン：黒人映画におけるルース・E・カーター作品とその影響（Heroes &#038; Sheroes: The Art and Influence of Ruth E. Carter in Black Cinema）』と題された展覧会が開催され、9つの代表作品において彼女がオリジナルに手がけた40以上の衣装が一般に公開された。</p>
<p>　また、ジョージア州のサバンナ芸術工科大学（Savannah College of Art and Design：SCAD）の博物館SCAD FASH Museum of Fashion + Filmでは、『ルース・E・カーター：衣装デザインにおけるアフロ・フューチャリズム（Ruth E. Carter: Afrofuturism in Costume Design）』と題された<a href="https://www.scadfash.org/exhibitions/ruth-e-carter-afrofuturism-costume-design" target="_blank">展覧会</a>が、現在開催されている。アフロ・フューチャーとは、自分のアイデンティティやカルチャーを思い描くこと、つまり自分自身の未来を思い描くことができるという意味だとカーターは語っている。つまり、その具体的な意味は人それぞれ多様なもので、一つの定義はないという（<a href="https://www.complex.com/style/ruth-carter-black-panther-spike-lee" target="_blank">コンプレックス</a>）。いわゆるSF的な未来ではなく、個人が自分自身のあり方に誇りと自信を持って明日を思い描くこと。アフリカ黒人やアフリカの視点（アフロ）がこれまで見過ごされてきたからこそ、アフロ・フューチャーが重要な意味を持つ。</p>
<p>　カーターの仕事は、ネットフリックス番組『<a href="https://www.netflix.com/jp/title/80057883" target="_blank">アート・オブ・デザイン</a>』のエピソードでも紹介された。番組冒頭、自分の仕事は（衣装を）縫うことだと思われがちだが、ストーリー・テリングが仕事の本質だと語っている。彼女の仕事は、台本をじっくり読み、キャラクターに対してエンパシーを持つことから始まる。キャストやクルー・メンバーが、衣装の域を超えて、役に関するアイデアや提案を求めていることも多いそうだ。また、歴史上の実在の人物が題材の場合は、多くのリサーチが求められる。『マルコムX』では、矯正局（Department of Corrections）に赴き、マルコムXが収監されていたときの記録ファイルを参照。直筆の手紙などを読み、彼を理解しようと試みたという。出所した際、マルコムXはより謙虚な人物へと変わっていた。その変化を、衣装デザインにも反映させたとカーターは語っている。</p>
<p>　自分の思い描いている姿を実際に伝えるという点が、衣装デザイナーの仕事でもっとも難しい点であるとカーターはいう。たとえば「アフリカ」に対する人々のイメージもそれぞれ違い、いまだにアフリカを一面的で原始的な場所としてしか見られない人々もいる。映画の「見た目」がどうあるべきという点について、監督との対話を重ねることは、デザイナーとしての自分の責任であるとカーターはいう。（<a href="https://www.buzzfeed.com/morganmurrell/ruth-e-carter-coming-2-america-costume-designs-interview" target="_blank">バズフィード</a>）</p>
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