一柳将博
フリージャーナリスト。日本の新聞社で社会部や外報部の記者、海外特派員などを経験。その後、米テレビ局に転職。この間、パレスチナ問題など多数の国際紛争を現場取材した。今なお取材を続け、関心を抱き続けているのは東南アジア諸国の軍部の政治的な動向。占領した旧日本軍が育成にも関与し、独裁的な権限を内政で一時握った一部諸国の軍部が、今や自らの組織の「民主化」達成を標榜までするに至った背景やその実態を見極めたいとしている。