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		<title>大麻はOKでタバコはダメ？ オランダの大麻事情と“ハームリダクション”の考え方</title>
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		<pubDate>Wed, 09 Nov 2016 08:45:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
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		<description><![CDATA[　1日に軽く20本以上のタバコを喫煙する、自他ともに認めるヘビースモーカーが多いオランダ。そんなヘビースモーカーに筆者が禁煙をすすめると、彼らは決まって反論する。｢批判はもう結構！　どこへ行っても禁煙だし、まるで全地域立 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　1日に軽く20本以上のタバコを喫煙する、自他ともに認めるヘビースモーカーが多いオランダ。そんなヘビースモーカーに筆者が禁煙をすすめると、彼らは決まって反論する。｢批判はもう結構！　どこへ行っても禁煙だし、まるで全地域立ち入り禁止状態だ！　まるで喫煙者に対する差別としか言いようがない！｣禁煙をすすめられたり、公の場が禁煙であったりすることは、喫煙者に対する｢差別行為｣である、と彼らは訴えるのである。</p>
<p>　それにしてもオランダでは、大麻常用者に対し、やめなさい、と説く人をあまり見かけない。これはいったい、なぜなのか？　それは、大麻はタバコよりも害が少ない、という民間伝承が一般にまかり通っているせいだ。ニコチンを含まない大麻のほうが、タバコよりも健康的だということをナンセンスととるか、それとも当然とするか、そこが論点の中心になる。</p>
<p><strong>◆ドラッグ・チェッカー</strong><br />
　しかし、タバコも大麻も、未成年者（満18歳未満）が対象となれば話は別だ。たとえば昨年初頭から、アムステルダム市では、中・高等学校校内及び校庭におけるソフトドラッグ喫煙禁止条例が施行されている。ちなみに、違反者は罰金60ユーロ（約7,000円）もしくは老人ホームでの1ヶ月間の奉仕労働が課せられる。これに加え、各中・高等学校には「ドラッグ・チェッカー」が数名ずつ警視庁関連機関から派遣され、定期的に学生をチェックするという。</p>
<p>　規制が厳しくなったのは、学生たちのハードドラッグ使用や売買を取り締まる目的からだという。ハードドラッグは、いかに大麻使用に寛大なオランダといえど、使用も売買も固く禁止されており、学生間にこれらが蔓延することを徹底的に避けるためである。</p>
<p>「大麻の初体験年齢はいつ？」と、オランダのごく普通の中学生に質問してみるとほとんどが、「12、13歳から」と返答する。「なぜ、経験してみたかったの？」と聞けば、「ヒマだったから」「ガム代わりに」などと、けろっとして答える子が多い。｢大人だってやってるし、クールだから！｣というような、ティーンの子にありがちな“背伸び”がまるでないうえ、友だちに誘われて経験した、という子も少ないようだ。では、大麻が健康に悪いことは知っているのだろうか。｢もちろん。でも、大人はもっと身体に悪いタバコを吸ってるでしょ？」。</p>
<p><strong>◆なぜ、合法化されたのか？</strong><br />
　オランダで大麻を含むソフトドラッグが合法化された背景には、ハームリダクションの概念がある。ドラッグ類すべてを全面的に禁止してしまえば、違法売買やそれに絡む犯罪の増加は目に見えている。ならば、ハードドラッグより依存性が低いとされるソフトドラッグに限り甘受し、販売ルートを徹底的に行政が管理・監視しながら、薬害や犯罪を最小限に抑える、というのがこのハームリダクションの考え方である。</p>
<p>　確かに、これには一理ありそうだ。還暦に近い友人は、大麻についてこんな体験談を語ってくれた。彼は10歳のとき、いつもひとりで空き地へ行き、隠れて大麻を喫煙していたそうだ。ところがあるとき、近所のおじさんがやってきて、大麻を吸っている彼にむかって笑顔でこう言ったのだという。｢そんなところでコソコソしてないで、もっと堂々とやったらどうだ？　ここはオランダだぞ。君の両親だって、ダメとは言えないんだから｣。そう言われたとたん、後ろめたさも、好奇心もすっかりなくなってしまった彼は、大麻からまったく興味を失ってしまったという。現在、タバコすら吸わない彼はこう振り返った。｢やめなさい、とあのとき禁止されていたら反発して、ハードドラッグにも手を出して、結局は中毒になっていたかもしれない｣。</p>
<p><strong>◆功を奏した？</strong><br />
　校内及び校庭内での大麻禁止法施行から約1年が経過したが、当局からの報告によれば見事に喫煙者は激減し、世の予想を見事に覆した結果となった。これはつまり、ドラッグ・チェッカーによる徹底的な取り締まりが功を奏したからなのか？　実は、そうではないようだ。一人の学生に質問を投げかけてみたところ、こんな答えが返ってきた。｢僕ら学生が嫌うこと、っていったら何だと思う？　まずは、お金が減ること。そして、指図されて何かをやること。だから、大麻吸ったくらいで罰金されて、奉仕労働なんか義務づけられちゃたまったもんじゃない！　大麻なんてどこだって使えるんだから、わざわざ学校でやることないだろ、ってことで、校内で吸う生徒がいなくなっただけ。単純な図式だよ｣</p>
<p>　ちなみに大麻に代表されるソフトドラッグは、オランダ全国の都市・街になら最低1軒はある“コーヒーショップ”という通称の専門店で満18歳以上であれば基本的には誰でも購入でき、量は1人につき1日5グラムまでという規則を守ればそれでよい。責任を持って自己管理しつつ、大麻と正しく付き合いましょう、というわけだ。人は、禁じられると犯したくなるものである。その心理をたくみに用いて合法化された大麻だが、もちろん依存に苦しむ人もいるし、専門リハビリセンターもある。ということはやはり、付き合い方をひとつ間違えればやはり健康を害することになるわけで、結局はタバコと同様、とも、言えるのではないだろうか。</p>
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