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		<title>ロシア、米外交官をスパイ活動で拘束　米ロ関係への影響は？</title>
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		<pubDate>Wed, 15 May 2013 12:35:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[World]]></category>

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		<description><![CDATA[　ロシア連邦保安局（FSB）は、13日深夜、在モスクワ米大使館の3等書記官ライアン・C・フォーグル氏を、「外交官になりすました」CIA要員と断定して、身柄を拘束した。翌14日には、「ペルソナ・ノン・グラータ（好ましからざ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　ロシア連邦保安局（FSB）は、13日深夜、在モスクワ米大使館の3等書記官ライアン・C・フォーグル氏を、「外交官になりすました」CIA要員と断定して、身柄を拘束した。翌14日には、「ペルソナ・ノン・グラータ（好ましからざる人物）」と宣告し、追放した。<br />
　海外各紙は、なぜ今このような事件が起こり、どのような影響をもたらすかについて、分析した。</p>
<p>【お粗末な装備と不格好なかつらのスパイ？】<br />
　ロシア当局は、フォーグル氏の拘束時の画像のほか、同氏がスパイである証拠品の画像などを発表した。拘束時の所持品は、不格好な金髪のかつら、モスクワの地図とコンパス、13万ドルの現金などだった。そのほか、不自然なロシア語で書かれた、協力者と見られる人物からのメッセージも携行していたという（連絡手段は、Wifiかネットカフェの回線からのGメールと指示）。<br />
　ただし、これらの「証拠」がフォーグル氏のものであるという「証拠」はないとされている。</p>
<p>【ロシア・アメリカの態度】<br />
　FSBは、フォーグル氏のターゲットは、イスラム系テロリスト対策を担当するロシアの情報機関の職員だと発表したほか、「米国の情報機関は最近、ロシアの法執行機関や秘密情報機関の職員を繰り返し抱き込もうとしており、それがロシアの反スパイ活動機関に記録・監視されている」と述べた。<br />
　さらには、フォーグル氏の身柄を引き受けに来た米大使館職員を、「（FSBの、ボストン爆発事件捜査への積極的な協力を後目に）このようなことが起きるとは、にわかには信じられない」と非難する模様の映像も公表された。</p>
<p>　こうした非難に対し、アメリカ側はCIA・国務省ともに「ノー・コメント」を貫いている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙がインタビューした、フォーグル氏の母親も同様だった。<br />
　<br />
【フォーグル氏は本物のスパイか？】<br />
　この顛末について、各紙とも、現CIA職員、元KGB要員、識者、専門家の「あまりにも不自然」「ありえない」「（装備、連絡手段ともに）お粗末すぎる」「70年代に戻ったかのようなアナログさ」「漫画じみている」「金額が高すぎて不自然」などの声を伝えている。<br />
　特にニューヨーク・タイムズ紙は、「CIAのスパイともあろう者が、なぜ、わずかな衝撃でずれるお粗末なかつらをかぶっていたのか」「同氏が接触しようとした相手がFSBの主張通り「ロシアの情報機関の職員」だとしたら、なぜ、教えてもらわなければ、匿名でGメールのアカウントを設定する方法がわからなかったのか」との具体的な疑問点を挙げ、事件がロシア側の捏造だった可能性を示唆した。</p>
<p>【なぜ、このタイミングで・・・？】<br />
　各紙とも、この事件の「タイミング」を問題視している。<br />
　今回の事件は、ボストン爆破事件のタメルラン・ツァルナエフ容疑者のロシア滞在時の情報について、両国が緊密に協力していると思われていたさなかに起きた。<br />
　ただし、ロシア側は積極的なテロ対策への協力を標榜しつつ、実際には空手形を切っているとの評がある。</p>
<p>　さらに、シリア内戦をめぐっても、両国は対立関係にあった。ケリー長官がロシアを訪問したわずか数日後、シリアのアサド政権に高性能対空ミサイルを販売すると発表したロシアに、アメリカ側の不満が高まっていたと伝えられている。</p>
<p>　こうした背景からか、各紙とも、フォーグル氏がボストン爆破事件の捜査協力者から、より詳細・正確な情報を得ようとしていた可能性に言及している。</p>
<p>【米露関係への影響はほとんどない】<br />
　ただし、この「事件」が米露間に及ぼす影響については、ロシアの有力議員が、ほとんどないだろうと述べたと伝えられている。フィナンシャル・タイムズ紙は、米国務省報道官の「一つの出来事を深く追及しすぎるのはまちがっている」との発言を紹介している。</p>
<p>　謎が謎を呼ぶ「スパイ事件」、果たして続報はあるのだろうか。</p>
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