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	<title>NewSphere</title>
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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>無自覚な差別発言への「配慮疲れ」。　当事者も「地雷を踏まないだけの会話を懸念」</title>
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		<pubDate>Wed, 13 Dec 2023 21:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Trend]]></category>

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		<description><![CDATA[2023年12月6日、明治大学国際日本学部の山脇ゼミが、「第11回なかの多文化共生フォーラム」を開催。 【画像】「無自覚な否定的発言」について話す星野ルネさん カメルーン生まれ日本育ちの漫画家である星野ルネさんが、「マイ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container">
<p>2023年12月6日、明治大学国際日本学部の山脇ゼミが、「第11回なかの多文化共生フォーラム」を開催。</p>



<p><a href="https://is.gd/L7ZMa4" target="_blank" rel="noopener" title="【画像】「無自覚な否定的発言」について話す星野ルネさん">【画像】「無自覚な否定的発言」について話す星野ルネさん</a></p>



<p>カメルーン生まれ日本育ちの漫画家である星野ルネさんが、「マイクロアグレッション」について話しました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">「マイクロアグレッション」とは</h2>



<p>マイクロアグレッションとは、「<strong>何気ない日常の中で意図せずに行われる否定的な言動</strong>」のことを指します。</p>



<p>例えば、日本人ではない見た目の人に対し「日本語上手ですね」という言葉。</p>



<p>仮にその人が日本国籍だとしたら、「見た目が外国人だからそう思うの？」と傷付けてしまいかねません。</p>



<p>今回のフォーラムの第1部では、「多文化共生のまちづくり」をテーマに活動している山脇ゼミの学生たちが、今年度の活動報告を実施。</p>



<p>第2部で、星野さんが「マイクロアグレッション―小さな気づきから考える多文化共生」と題したトークを行い、ワークショップも開かれました。</p>



<p>星野ルネさんは、カメルーン出身の漫画家、タレント。</p>



<p>タレント活動の傍ら、「X（旧ツイッター）」に投稿していた自身の日常生活を描いた漫画が、2018年に「まんがアフリカ少年が日本で育った結果」と題して出版され話題になりました。</p>



<p>日本で育った星野さんは、関西弁と標準語で、完璧な日本語を話しています。</p>



<p>ところが普段の会話の中で、「男の子はこう、女の子ならこう、アフリカの人だからこう」と決めつけられ、モヤモヤした気持ちを我慢していたこともあったと振り返ります。</p>



<p>星野さんは、「マイクロアグレッション」という言葉が生まれたことにより、「<strong>やっとこのもやもやした感覚を話しても良い時代になった</strong>」と語りました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">星野ルネが感じた「マイクロアグレッション」</h2>



<p>山脇教授は星野さんに、「今までで一番ショックだった、マイクロアグレッションに該当する言葉は何か」と質問。</p>



<p>「<strong>外国人は英語が話せるという、日本人の思い込み</strong>」を星野さんは挙げました。</p>



<p>星野さんはフランス語を話せますが、英語はあまり得意ではないとのこと。</p>



<p>そのため、「英語が話せない」と言うと、笑われることがあったと明かします。</p>



<p>星野さんは、「『外国人とはこういうもの』という、相手が期待する役を演じる方がコミュニケーションはスムーズだし、軋轢も生まれないとは思うが、そういった<strong>ステレオタイプに合わせていくうちに自分に負の感情が生まれることが辛い</strong>」と言います。</p>



<p>一方、電車やバスに乗ったとき、星野さんを見てバッグを盗まれないように抱える人もいたと振り返ります。</p>



<p>そういう人は「アフリカ系だから怖い」「海外でアフリカ系の人が犯罪を犯す」というイメージを持っていたのかもしれません。</p>



<p>星野さんは、「あからさまな反応がかえってトラブルの原因になるのではないか」と話しました。</p>



<p>また日本では、電車やバスで外国人の隣だけ誰も座らないこともあります。</p>



<p>これについて星野さんは、「単に身体が大きな人の横に座りたくないという理由かもしれないので、外国人だから隣に座りたくないとは言えない」と考えます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">マイクロアグレッションの難しいことは「微妙なこと」</h2>



<p>マイクロアグレッションの難しい点について星野さんは、「<strong>一瞬の出来事であり、しかも微妙な点だ</strong>」と言います。</p>



<p>山脇教授は星野さんに、「自分がマイクロアグレッションをしてしまった経験は？」と質問。</p>



<p>星野さんは以前、アフリカ系の人が取材のために自宅を訪れた時の自分のリアクションを挙げました。</p>



<p>「自分の家にアフリカ系の人が訪ねてくるとはまったく予想していなかった」という星野さんは驚きを隠せなかったといいます。</p>



<p>意図していなかったこととはいえ、星野さんは「<strong>もし自分がそういう反応をされたら切ない気持ちになっただろう</strong>」と振り返りました。</p>



<p>反射行動はコントロールできなくても、その後の行動は自分の意識でできることだと言います。</p>



<p>星野さんは、「順番に列に並んだり、時間を守ったりすることといった今では日本人にとって当たり前の行動も、100年前の日本では行われていなかったはず。誰かが声をあげて変えていった結果、今では当たり前になっているのだろう」と考えます。</p>



<p>それと同じで、今は「マイクロアグレッション」と言われている行動も、教育の場や家庭で話し合っていけば、「50年後には無くなっているのでは」と星野さんは考えているのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">マイクロアグレッションで起こりうる「懸念」</h2>



<p>山脇教授のゼミでは、さまざまな活動を通じ、「マイクロアグレッション」を減らす取り組みをしています。</p>



<p>例えば、「マイクロアグレッション」の事例を集めてカルタを作り、覚えやすいように「マイアグ」､「アンコンシャスバイヤス（無意識に偏った物事の見方）」なら「アンコン」という用語にするというのがその1つです。</p>



<p>こうした活動について星野さんは、「子供の時に知ることは重要」と評価しつつも、<strong>「逆に、話すことを考えすぎて萎縮してしまうことを懸念している</strong>」とも話しました。</p>



<p>星野さんは「相手を傷つけないことより、傷つける可能性があると知っていることが重要だ」と強調。</p>



<p>もし相手を傷つけたと分かったら、「謝って相手とコミュニケーションをすることが重要」と星野さんは考えているのです。</p>



<p>「怯えないでコミュニケーションができて、お互いに軌道修正できるような関係性がメインであり、そこまで伝えることを頑張ってやっていきたい」という言葉でトークを締めくくりました。</p>



<p>一方で一部の人から、差別につながるような言動をしないように気を付けると「配慮疲れする」「コミュニケーションが希薄になる」という意見も出ているのも事実。</p>



<p>これについて、星野さんは次のように見解を示しました。</p>



<p>「大前提として、誰がどう考えてもわかるような、差別的な態度や言葉などはもちろんダメだということ。しかし、マイクロアグレッションになりえるようなことは、指摘されるまで気付かないことが多いので、『誰もが思いがけないことで人を傷つけうる』ということをまず周知することが大切だと思います。</p>



<p>そしてもしマイクロアグレッションに接して不快に感じた時には、それを伝えやすい環境、逆に言われた方は聞き入れて改めやすい環境や空気、社会を作っていくことが大切ではないでしょうか。&nbsp;</p>



<p>そうでないと、失敗を恐れて地雷を踏まないだけの、萎縮したコミュニケーションが広がってしまいかねません」</p>



<p>アフリカ系の外見と、完璧な日本語をあやつる星野さん。</p>



<p>そのギャップから、マイクロアグレッションに接することはあっても、相手を責めるような否定的な発言は見当たりません。</p>



<p>星野さんは、大きな心で異なる言語や文化を受け入れ、尊重し、常にポジティブな姿勢を持っています。</p>



<p>私たちもお互いを尊重し、協力していけば、多様性を受け入れる優しい社会が実現するでしょう。</p>
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