「どうして戻ってくる??」海外が驚く日本の落とし物事情 解説動画に反響

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 交番は社会に溶け込んでおり、人々が気軽に警察官と接することができる拠点となっている。ブルームバーグ(2020年2月11日)は一例として、日本の北陸地方で6歳の男の子が拾った五十円玉を交番に届け出ると、複数の警官が対応して正式な受理の書類を作成してくれたというエピソードを紹介している。記事はさらに、幼い頃から学校で落とし物は交番に届けると教えられており、これが身近な交番の存在と相まって届出をしやすくしているのではないかとみる。

◆数十万点を管理 遺失物センター
 2週間ほど交番で保管しても落とし主が現れない場合、東京都では東京・飯田橋にある警視庁遺失物センターに移管される。BBCは動画で、センター内部の様子を取り上げている。60万点以上の遺失物が無数の保管袋に収納され、そのうえでフロアに整然と並ぶ棚に並べられ、引き渡しの時を待っている。

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Text by 青葉やまと