「感動的な偉業だ」トヨタRAV4 PHV、英国でもパワーとスタミナで好評

トヨタ自動車

 オート・カー誌は、「メカの面で言えば、これ(RAV4 プラグイン)は通常のRAV4 ハイブリッドと大きく異なるものではない」としている。ただ、エンジン・モーターともに強化された馬力と大型になったバッテリーは、同誌も「重要な変化点」だと認めるところだ。

 一方で英オート・エクスプレス誌(1月27日)は、「技術的観点からして、このRAV4プラグイン・ハイブリッドは感動的な偉業だ」と述べ、HVモデルとの差異を評価する。同誌記者を感心させたのは、ガソリンの使用を極限まで抑えるその設計だ。同誌がテスト走行を行ったところ、ほぼモーターのみが稼働し、ガソリンエンジンの始動はバッテリーのチャージが必要な場面や馬力が求められるシーンなどごく一部に限られていたという。

 なお、4つから指定する走行モードは、モーターのみで走行するEVモードがパワー投入時に自動的に選択される。その他のモードとして、自動で動力源を切り替えるEV/HVモード、常にハイブリッドで走行するHVモード、そしてバッテリーのチャージを優先するチャージモードが存在する。

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Text by 青葉やまと