「素晴らしい」新型アウトランダー、米メディア感嘆「15年間で最も競争力ある三菱車」

三菱自動車

 ルノー・日産・三菱アライアンスが共同開発した新型プラットフォームを採用し、エンジン、トランスミッション、シャーシの観点から見れば、2021年型日産 ローグとほぼ同様のクルマだ。そこへスタイリングとインテリアで個性を持たせ、さらにサスペンションやAWD制御などで差別化を図った。

 アメリカの農村部で1日かけて評価テストを行ったという同サイト記者は、「大いに競争力のあるこの新しいコンパクトSUVに、強く感銘を受けながら帰路に着いた」と述べ、他車種がひしめくSUV市場において価値ある選択肢となるだろうとの感想を示している。

◆キャビンは「実にゴージャス」
 洗練されたキャビンも好評だ。ロード・ショー誌は「車内に入っておよそ5秒もあれば、これは三菱の新しい血統なのだと気づくし、これは相当に素晴らしい。本当に」と述べている。

ダッシュボードはシンプルかつエレガントで、前列・2列目ともにシートは快適、そして惜しみなく高品位の素材が投入されており、「このSUVのキャビンは実にゴージャスだ」と同誌は感心している。アウトランダーは3列目シートも標準で備えている点が特徴的だが、こちらは大人が乗るにはやや狭く、子供を座らせるのに適しているとの印象を同誌は受けたようだ。

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Text by 青葉やまと