「セグメントで突出」マツダ CX-5、実用性と走りを両立 アメリカで好評

マツダ

 米カー&ドライバー誌(2020年11月18日)も「愚鈍だらけのセグメントを、マツダは楽しんで運転できるコンパクト・クロスオーバーで圧倒する」と述べ、ほかのSUVとは一味違うモデルだと強調している。「高性能車のようなフィーリングで満たされているが、同時に実用的で上品、かつ思慮深い設計が施されている」と同誌は分析する。普段使いのしやすさとスポーティーな走りの両立が、CX-5のかけがえのない個性になっているようだ。同誌は優れたクルマ10種を集めた「10ベスト」に2021年型マツダ CX-5を選出している。

◆一段上のクオリティを、手の届く価格で
 もう一点、マツダ CX-5の魅力となっているのが、価格から期待されるクオリティを一歩上回るグレード感だ。

 KBBはCX-5がボリューム・ゾーンの手軽な価格帯で販売されていながら、まるでプレミアム・モデルのように感じられる、と評価している。利便性向上のための機能も安全装備も充実しているうえ、「感動的な組立品質を備えており、信頼性・安全性評価も揺るぎない」と記事は述べる。ドライブ・フィールは魅力的、かつ燃費に優れる自然吸気またはパワフルなターボエンジンから選択でき、これらが総合的に人々を引きつけているようだ。

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Text by 青葉やまと