「このクラスで最もホット」マツダCX-30ターボ、スタイルとパワーを米誌好感

マツダ

 スタートと同時に得られる素早い加速感も、ターボならではの感覚だ。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、0-100キロ加速が5.8秒となり、通常モデルから2秒近く短縮していると紹介する。

 さらに、向上したトルクに対応するために新たなディファレンシャル・ギアを導入し、増加したエンジン重量を支えるためにサスペンションを再調整するなど、目につきにくい工夫を重ねることで良好な走行感を保っている。マツダ独自のG-ベクタリングコントロールプラスがコーナリング時のグリップ力を安定させ、さらにオフロード・モード時には特殊なAWD制御を行って接地側の車輪のトルクを向上させるなど、通常のコーナリングから悪路走行時まで一貫して高い走行性能を発揮するよう設計されている。

◆最もホットなサブコンパクトSUV
 スタイリングは人気のCX-30のデザインを踏襲しており、垢抜けたルックスが目を引く。ロード・ショー誌は「スタイルも実力も確かであり、これは今日売られているなかで最もホットなサブコンパクト・クロスオーバーだ」と述べている。

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Text by 青葉やまと