「コロナパーティ」の3つのパターン “感染目的”は都市伝説か

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 新型コロナ感染症(以下、コロナ)の拡大を受けて、世界中の多くの国が『ロックダウン(封鎖、都市封鎖)』という措置を取った。緊急事態宣言とともに敷かれるこの制度で、学校やオフィスは一時閉鎖、レストランでの食事も含む大小の集まりや都市間の移動が禁止、または制限された。

 政府が権限を行使するとき、いつの時代も政府の決定に不満を持ち、従わないという選択をする人が一定数存在する。もちろん、当局の決定に対して疑問を持ったり反対の意思を表明したりすることは必要であり、それが民主主義なのではあるが、今回のロックダウンに従わなかった人達のなかで、明らかに短絡的だと思われる考えで「規則を破った」とされる顕著な例が『コロナパーティ』と称されている。

◆コロナパーティにもいくつかの種類が……
 コロナの急速な拡大を防ぎ、医療体制を守るためにロックダウンが施行されているにもかかわらず、大人数で集まる『コロナパーティ』。政府の呼びかけを無視してパーティをするとは自分勝手でけしからんという印象を受けるが、ニュースをよく読んでみると、『コロナパーティ』にも数種類あるようだ。

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Text by 西尾裕美