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		<title>日印首脳の「ロマンス」がアジアを動かす…海外メディアも注目する両国の急接近</title>
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		<pubDate>Sat, 12 Dec 2015 01:45:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Politics]]></category>

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		<description><![CDATA[　安倍首相は11日から13日までインドを公式訪問する。日本とインドの関係は、安倍首相とモディ首相の下で、近年、急速な接近を見せている。両国のそのような関係をエコノミスト誌は「ロマンス」と表現しているほどだ。日印両国がお互 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　安倍首相は11日から13日までインドを公式訪問する。日本とインドの関係は、安倍首相とモディ首相の下で、近年、急速な接近を見せている。両国のそのような関係をエコノミスト誌は「ロマンス」と表現しているほどだ。日印両国がお互いを引き寄せあう理由は何か。海外メディアの分析を通して見てみよう。</p>
<p><strong>◆過去の要因：歴史的不和のない良好な関係</strong><br />
　まず、過去に要因を探ってみよう。背景的なことだが、日本とインドの間には領有権問題や歴史問題が存在しない。エコノミスト誌や独国際公共放送ドイチェ・ヴェレ（DW）はこの点を指摘する。</p>
<p>　日本は第2次世界大戦でインドに攻め入ることもなく、その一方、日本がインド独立運動の闘士たち、特にスバス・チャンドラ・ボースに保護を与えたことで、多くのインド人は今でも日本を称賛している、とエコノミスト誌は語る。友好的な国民感情の下地があったわけだ。</p>
<p>　冷戦時にはインドは非同盟の政治姿勢を貫いたが、ソ連への傾斜があったことを同誌は指摘する。冷戦中、日本とインドはいつの間にか離れていった。またインドが1998年に核実験を行ってからは、日本は援助の大半を中止した。しかし現在、このことはほとんど忘れられた、と同誌は語る。</p>
<p>　2005年にアメリカはインドと原子力協定を結ぶことを決めたが、同誌によると、これは実質上、核兵器不拡散条約（NPT）を締約していないインドに核保有を認めるものだった。その後、日本とインドの関係も改善した。インドとアメリカの関係はこれまでになく強固になっており、インドは「全方位同盟」の姿勢を取るようになっている、との旨を同誌は語っている。このことも、日本とインドが接近しやすくなる下地となった可能性がある。</p>
<p><strong>◆現在の要因：中国の懸念</strong><br />
　次に、現在の要因を考えてみよう。日本とインドが共有しているもの、それは台頭する中国が、南シナ海で人工島を建設するなど独断的な振る舞いを行っていることへの懸念である。</p>
<p>　フィナンシャル・タイムズ紙（FT）は、日本とインドはともに、中国の台頭と、南シナ海、ヒマラヤ山脈、そして現在はインド洋での中国の主張の強さに不安を感じている民主主義国である、と語っている。エコノミスト誌は、中国は両国にとって最大の貿易相手国ではあるけれども、安倍首相、モディ首相とも、中国の軍事的台頭を相殺したいと思っている、としている。</p>
<p>　そこで、このたびの首脳会談でも、両国の防衛協力が重要な議題となる見通しだ。具体的には、日本の飛行艇US-2のインドへの移転と、技術移転によるインド国内での製造について合意がありそうだと考えられている（「装備品移転協定」と「情報保護協定」）。DWは、この訪問でまとまりそうな最初の大きな防衛協定だとしている。この飛行艇は、海上の偵察と捜索救助活動に使用されるものだという。</p>
<p>　DWでテンプル大学ジャパンキャンパスのジェームズ・ブラウン准教授が語っているところでは、武器輸出に関する制限を緩和した日本政府は、海外への軍事技術の販売を増やすことを熱望している。しかし日本政府の関心は経済面だけではない。「安倍政権は中国の台頭を相殺する助けとなるかもしれない、地域の全ての国との安全保障関係の強化に努めている」として、中国を包囲する防衛協力の狙いがあることを強調した。</p>
<p><strong>◆現在の要因：首相同士の個人的相性</strong><br />
　だが、現在、これほど日印を接近させている要因は、中国への懸念だけではなさそうだ。最近の日印関係の進展は中国がアジアで主張を強めていることへの反応とみなしうるが、専門家らはモディ首相と安倍首相が共有する「個人的共通点」も関係の発展に寄与しているかもしれないと主張している、とDWは伝えた。2人の相性の良さが国同士の関係の発展に役立っている、との見方だ。</p>
<p>　エコノミスト誌も同様の見方をし、彼らの友情はアジアに影響を及ぼす、と語っている。さらに、2人の関係を恋愛関係になぞらえて伝えている。</p>
<p>　安倍首相が遅ればせながらTwitterを始めたとき、彼が最初にフォローした世界の指導者はインドのモディ首相だった。ときどき、この2人の男性はTwitter上で熱烈な求愛に従事する、と同誌は語る。</p>
<p>　そして、多くのことが2人を引き寄せる、として、2人の共通点を列挙している。2人はともにアジアの民主主義大国のナショナリストの指導者である。2人とも、成長を活性化する改革と、欧米とのより緊密な軍事的関係を促進することによって、自国の重要性を明示することを求めている。2人とも国連安保理の常任理事国入りを熱望している、などなどである。今度の安倍首相のインド訪問では、両首相の関係が、一時的なものから、真剣なものに進展できるか、という点が問題になるだろう、と同誌は語っている（戯れの恋から婚約へ、とも読める語で）。</p>
<p>「両首相がカメラの前で普段以上に努力していることは間違いないが、両首相は本当に気が合うように見える。おそらく、2人とも論争を恐れないナショナリストだという事実がこれを助けている」と、ブラウン准教授はDWに語っている。</p>
<p>　また、米ジャーマン・マーシャル・ファンドの南アジア専門家Dhruva Jaishankar氏は、DWに「モディ首相は『日本びいき』で、安倍首相は個人的にインドに強い関心がある。2人とも似たような世界観と大望をもっている。日本とインドは同じ戦略上の優先順位をもっている。また相手の力を借りて国内経済の変革を達成したがっている。それで、自然な接近があるのだ」と語っている。</p>
<p><strong>◆未来の要因：貿易と投資の拡大への期待</strong><br />
　最後に、未来への期待という面から、日印両国が接近する理由を見てみよう。それは何といっても、貿易と投資の拡大への期待である。昨年、モディ首相が訪日し、首脳会談を行った際にも、このことが重要議題となった。そのときの共同声明では、5年以内に日本からインドへの直接投資額、進出企業数を倍増させる目標が掲げられたほか、日本がインドに5年間で約3.5兆円の官民投融資をするとされた。</p>
<p>　エコノミスト誌は、日印の経済的つながりはまだ著しく弱い、と語っている。インドは世界7位の経済国であるものの、日本の輸出入、および対外直接投資のせいぜい1％程度しか占めていない、としている。</p>
<p>　インド防衛研究所のSmruti PattanaikリサーチフェローはDWに、「日本が経済面でインドとますますかかわりあうようになるにつれて、両国は世界的問題で戦略的にも接近するだろう」と語り、それによって日印関係はさらに強固になっていくと見立てている。中長期的に、日印は緊密な関係になりそうだ、というのが氏の見方だ。</p>
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