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	<title>NewSphere</title>
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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>ヒアリの驚異の生命力　この時期、日本が特に注意しなければならない理由</title>
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		<pubDate>Thu, 06 Jul 2017 11:00:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[　強毒のヒアリが兵庫、愛知、大阪で相次いで発見されている。環境省は大阪南港の一部の個体を女王アリと断定し、日本でも繁殖・定着の初期段階に入っている可能性があると発表した。家畜や人間を死に至らしめるこの種は世界中に勢力を広 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　強毒のヒアリが兵庫、愛知、大阪で相次いで発見されている。環境省は大阪南港の一部の個体を女王アリと断定し、日本でも繁殖・定着の初期段階に入っている可能性があると発表した。家畜や人間を死に至らしめるこの種は世界中に勢力を広げており、海外のマスコミも警戒を呼びかける。</p>
<p><strong>◆水害を味方にする高い生命力　日本では要注意シーズンが続く</strong><br />
　ヒアリは非常に強い生命力を持つ。その生態は<a href="https://www.washingtonpost.com/news/capital-weather-gang/wp/2017/06/22/a-terrifying-threat-from-tropical-storm-cindy-floating-masses-of-deadly-fire-ants/" target="_blank">ワシントン・ポスト紙</a>が詳しく解説しており、巣が洪水に見舞われた後も生存することができるとのことだ。濁流が迫ると、個体同士が体を絡ませてボール状の「イカダ」を形成し、コロニー全体で水面に浮き、安全な土地まで移動する。災害を機に生息範囲を広めるしぶとさだ。</p>
<p>　<a href="https://www.usatoday.com/story/news/nation-now/2017/06/22/beware-floating-fire-ant-colonies-floodwaters-alabama-warns-residents/419016001/" target="_blank">USAトゥデイ</a>も同様の行動を紹介しており、こちらによると2分以下でイカダを完成させる。こうして移動した群は洪水後に家屋の中でも発見されるとして、同紙は注意を呼びかける。</p>
<p>　生存力の強さのほか、強力な毒性にも注意が必要だ。<a href="http://www.smithsonianmag.com/science-nature/how-humans-helped-ants-invade-world-180963825/" target="_blank">スミソニアン協会の記事</a>によると、アナフィラキシーショックを引き起こす毒を有し、特に夏場は多量の毒液を体内に蓄えているという。</p>
<p>　日本では当面、梅雨・夏場・台風シーズンと、ヒアリの広まりやすい条件や毒素の強くなる時期が続く。まだ日本で完全に定着したわけではないとはいえ、巣に近づかないよう、国内の報道に注意を払いたい。</p>
<p><strong>◆欧米でも広がる被害　食器用洗剤で対抗？</strong><br />
　定住の進んだ国では、ヒアリによる深刻な被害が出ている。ヒアリの生息域が南部全域に広がっているアメリカでは6月22日に熱帯低気圧「シンディ」がルイジアナ州に上陸した。ワシントン・ポスト紙は、水害が起きてもヒアリが死ぬわけではないと警告する。特にコロニーの卵や幼虫は上述の「イカダ」に強い浮力を与え、乾いた土地に流れ着くまで最大で12日間ほど浮き続けるとのことだ。</p>
<p>　被害はオーストラリアでも出ている。<a href="http://www.abc.net.au/news/rural/2017-07-04/latest-fire-ant-outbreak-wont-weaken-resolve/8677424" target="_blank">オーストラリア放送協会</a>の伝えるところでは、同国で2001年に初めて発見されて以来、すでに定着が進んでいる。発見地点を中心に「バイオセキュリティゾーン」を設定して一定区域内に封じ込めようとしているが、先月27日にはこの区域外から70キロも離れた地点で大発生が確認されるなど、対処は容易でない。オーストラリア政府は新たに3.8億豪ドル（約326億円）を対策に投じるなど、行政への負担も甚大となっている。</p>
<p>　アラバマ州政府職員は、「希釈した生分解性の食器用洗剤が（ヒアリの）活動力を奪って溺死させるのに役立つかもしれません」（ワシントン・ポスト紙）とアドバイスする。見つけても近づかないのが一番だが、身近な道具でできる駆除の方法として覚えておくと良さそうだ。</p>
<p><strong>◆世界的な流行の背景に人間の影響も</strong><br />
　アメリカとオーストラリア以外にも世界的に広まるヒアリだが、この厄介な状況は人間の活動が招いたとの見方もある。「イカダ」の漂流は最大12日前後であるほか、海水にも弱い（『<a href="http://articles.extension.org/pages/62880/what-happens-to-fire-ants-during-a-flood" target="_blank">エクステンション</a>』）といわれており、自然に海を渡ったとは考えにくい。では、何が原因で広まったのだろうか？</p>
<p>　スミソニアン協会は、人間による貿易活動が主な原因と分析する。歴史を遡ると、南米原産のこの種は、16世紀にスペインの貿易船がアメリカ、台湾、オーストラリアなどに運んだ経緯があるようだ。事実、日本の4件も全てコンテナまたはコンテナヤードで発見されている。生活を豊かにするはずの貿易が災害をも運んでくるとは悩ましい。</p>
<p>　世界を悩ませるヒアリ問題だが、夏場や台風シーズンを控える日本でも継続的な注意が必要だ。</p>
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