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	<title>NewSphere</title>
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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>なぜ、最もできる生徒は学校が嫌いなのか？</title>
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		<pubDate>Wed, 28 Jun 2017 00:00:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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		<description><![CDATA[著：リー・ジヒョン（ニューサウスウェールズ大学 Associate Professor in the School of Education） 　成功するためには情熱がなければならない。多くの人々がそう信じている。情熱は [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>著：<a href="https://aeon.co/users/jihyun-lee" target="_blank">リー・ジヒョン</a>（ニューサウスウェールズ大学 Associate Professor in the School of Education）</p>
<p><span>　</span>成功するためには情熱がなければならない。多くの人々がそう信じている。情熱は挑戦を楽しみに変え、勝つために必要なスタミナを与えてくれる、と。ところが、情熱は必ずしも成功のための必須要素ではないことを示す、非常に興味を引く反例がある。その一例は、学業での成功だ。成功する生徒ほど学校教育に対する熱意を持っており、この熱意こそが、少なくとも部分的には、なぜある生徒が成功し、ある生徒はしないのかの説明理由になるだろう――　あなたはそう思うかもしれない。けれどもこれは正しくない。私の<a href="http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1041608016302102" target="_blank">研究</a>で判明したのは、生徒の学業成績と彼らの学校教育に対する態度には、じっさい何の関係もないということだ。生徒は、学業成功のために学校に対して熱意を持つ必要はないのである。</p>
<p><span>　</span>私の研究成果は、国際学生評価プログラム（PISA）と呼ばれる大規模な国際的データベースの分析から得たものだ。経済協力開発機構（OECD）は、3年ごとにこのデータを公表している。私のような研究者にとって、このデータはまさに宝の山だ。世界中の生徒たちが自分たちの教育についてどう考えているかを見るための、比類ない視点を与えてくれる。最も新しいPISAの2015年調査には、世界72の国と地域が参加した。読解・数学・理科のテストとあわせ、態度、信念、学習習慣などに関するアンケートを、世界中の15歳の各国代表サンプルに対して実施した。この調査の中で、学校に対する生徒たちの態度を測るため、<a href="http://www.oecd-ilibrary.org/education/learning-for-tomorrow-s-world_9789264006416-en" target="_blank">4つの単純な選択肢</a>が用意された。</p>
<p>（a）学校は、卒業後の社会人生活のための準備をするのに、ほとんど役立っていない<br />
（b）学校は時間の無駄だ<br />
（c）学校は、自分で何かを決めるための自信を与えてくれた<br />
（d）学校は仕事に役立つことを教えてくれた</p>
<p><span>　</span>結果が示すように、生徒の学業成績と彼らの学校に対する態度との間の単純な直接相関は、ほぼゼロだった。が、この結果は特に異常でも何でもない。ほぼゼロという結果は、PISA の2003年調査、2009年調査、そして2012年調査でも、やはり同じように出ている。生徒の社会経済的背景に関しては、まったく差異はなかった。男女の性差も結果には影響せず、ほぼ同じ結果が、発展途上国と先進国の両方にあてはまった。 62カ国において、<a href="http://www.oecd.org/pisa/keyfindings/pisa-2012-results-volume-iii.htm" target="_blank">PISAの数学テストの成績</a>と学校に対する生徒の態度との相関は、たったの2％に過ぎなかった。これはつまり、ほとんどの国において、学力の高い生徒が学校教育を少しも高く評価していないことを意味する。同様に、学力の低い生徒が、必ずしも学校教育に対する意識が低いとも限らない。いっさい関連がないのだ。この結果は、動機付けについての興味深い疑問を提起する。学業成績と学校への態度が、事実、関連していないとするなら――　では、生徒を学業成功に導く動機はどこから来るのか？　「学校に対する溢れ出る情熱」からでないことは確実だ。</p>
<p><span>　</span>それは内側から来る、というのが答えだ。学力のある生徒とそうではない生徒との違いを作るのは、自身の長所短所に関する自己評価だと、PISAに基づくその他の研究が示唆している。自信、不安、学習の楽しさなど、個々の心理変数が、生徒間の学業成績の違いの<a href="http://psycnet.apa.org/index.cfm?fa=buy.optionToBuy&amp;id=2014-01444-001" target="_blank">15％から25％</a>を原因付ける。総括すると、自身の問題解決能力に対する生徒の自己評価の方が、学校自体に対する意識よりもはるかに重要なのだと、研究結果が示しているのだ。</p>
<p><span>　</span>これはひとつの問題だ。学校に対する生徒の態度は、いくつかの理由から、たしかに重要だからだ。もし仮に生徒が、学校に通う直接的な利益を見出せないとしたら？　あるいは、学校は自分の期待を満たしてくれないと考えるなら？　あるいはまた、学校の外でも同じスキルが学べると感じるなら――　その意思は、その後の人生において、公共教育に対する彼らの見方に大きく影響するのではないだろうか。そして実際、多くの人が公共教育が果たす役割について悲観的な見方をしている。その見方は、ほぼ確実に、彼ら自身の人格形成期の学校体験から来ている。まさに公共教育が、その後の市民生活を形作るわけだ。公共教育を支え、より良くし、強化していく必要がある。それを手放して捨てるのではなく。したがって生徒には、それを引き裂いて壊すとか、そこからドロップアウトするかわりに、公共教育の中で自らを高めるよう、教えなければならない。</p>
<p><span>　</span>何をすればいいのだろうか？　学校教育に関する決定を下せる立場にある大人たちは、学校体験が生徒の態度や信念に及ぼす長期的影響について、もっと深く認識する必要がある。卒業後の人生で、自分たちに何ができるのか？　それを実際に垣間見せてくれる実践的グループ活動を、学校教育の中に組み入れていく。この動きを、さらに強化していかなければならない。生徒たちが、彼らの現在と未来を結びつけるリンクを、今ここではっきりと見るのか、見ないのか。その違いが、その後の社会に、きわめて重大な違いをもたらすのかもしれないのだ。</p>
<p><small>This article was originally published on <a href="https://aeon.co/" target="_blank">AEON</a>. Read the <a href="https://aeon.co/ideas/why-the-most-successful-students-have-no-passion-for-school" target="_blank">original article</a>.<br />
Translated by Conyac</small><br />
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