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	<description>世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。</description>
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		<title>1ヶ月に1冊も本を読まない人は約半数、進む読書離れ…電子書籍市場は拡大も</title>
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		<pubDate>Sun, 26 Mar 2017 08:00:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>NewSphere</dc:creator>
		<category><![CDATA[Society]]></category>

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			<content:encoded><![CDATA[<div class="wprt-container"><p>　仕事や生活でのちょっとした疑問や知りたいことはインターネットで調べれば多くは解決できてしまう。商品の情報やエンターテイメントの話題も、インターネット経由でほぼ入手できる。さらに映画やドラマそのものもスマートフォンなどで観ることができてしまう。これにSNSも加われば、テレビや新聞、雑誌や書籍などの従来メディアに費やす時間が減少するのは避けられないだろう。</p>
<p>　ここで注目したいのは電子書籍だ。コンテンツは書籍だが、利用形態はインターネットのメディアを読むのと感覚が近いはず。ネットと同じように若者に浸透しているのだろうか。</p>
<p><strong>◆読書離れが進んでいる日本、米国は？</strong><br />
　<a href="http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/h25_chosa_kekka.pdf" target="_blank">文化庁の調査</a>によると「1ヶ月に1冊も本を読まない」との回答は、平成14年度が37.6％、平成20年度は46.1％、平成25年度は47.5％と増加傾向にある。60代以上は老眼などの理由で「1ヶ月に1冊も読まない」人が、50代以下よりどの年度でも多い。加齢とともに新しい知識への欲求も薄らぐのかもしれない。「人が最も読書すべき時期は？」の質問には10代という回答が40％を超えており、哲学書を小脇に抱えた学生の姿は、時代が変わっても理想のイメージなのかもしれない。しかし残念ながらスマホなどの普及の影響か、年代別での「1ヶ月に1冊も読まない」人の増加率は40代より若い世代（20代、30代）で高いのだ。</p>
<p>　同じ調査で電子書籍の利用率も聞いている。20代が31.9%（よく利用／たまに利用計）でもっとも高く、30代は30.7％、10代（16～19歳）が30.5％で、40代以降は下がり、60代では8.3％にまで落ちる。電子書籍は専用のリーダーの他、スマートフォンやタブレットでも読める。若い世代は書籍や雑誌について、紙からデジタルへ徐々に移行していると言えるだろう。ただし、紙の書籍や雑誌利用の落ち込み分をデジタルがすべてカバーしているかというと疑問が残る。娯楽目的だけなら読書をしなくても、インターネット上のメディアやゲームで充分だ。ネット上の情報に慣れると、長く難解な文章は避けられる傾向があるとも言われる。メディアが変わっても読書率の低下は食い止められないのかもしれない。</p>
<p>　<a href="http://www.pewinternet.org/2016/09/01/book-reading-2016/" target="_blank">Pew Research Center</a>が2016年4月、18歳以上の米国人を対象に電話調査した結果によると、「ここ1年で本を読んだ人」の率は、18～29歳がもっとも高かった。読書の目的については、「自分の興味の対象を詳しく調べる」が18～29歳で92％なのに対し、65歳以上では66％となっている。紙の書籍か電子書籍かの区別では、紙の書籍の読まれる率（1年以内）は2011年が71％で2016年が65％に減り、一方電子書籍は2011年が17％で2016年が28％に増えている。しかし紙の書籍の利用者が激減しているわけではなく、日本とほぼ同じように紙からデジタルへのシフトはゆるやかだ。紙の書籍と電子書籍を合わせた全体の読書率は、2011年が79％、2016年が73％、途中変動があるものの、やはり微減傾向を免れていない。</p>
<p><strong>◆米国の電子書籍市場と日本市場</strong><br />
　<a href="http://www.impress.co.jp/newsrelease/2016/07/20160727-01.html" target="_blank">インプレス総合研究所</a>による日本の電子書籍市場は、2015年度が1,584億円で、前年度比25.1％増、2020年度はこの1.9倍で、3,480億円が予測されている。2015年度はこのうちコミックが81％を占め1,277億円（前年度比25％増）、文芸・実用書・写真集は308億円で構成比は19％、前年度より27％増加した。日本ではコミック以外の電子書籍のタイトルが充分とは言えず、まずはコミックなどで慣れ親しんでもらうという段階かもしれない。</p>
<p>　著者に有用な情報を伝える<a href="http://authorearnings.com/report/february-2016-author-earnings-report/" target="_blank">author earnings</a>が2016年2月に調べた結果によると、2016年2月までの23ヶ月で、アメリカ大手5社は電子書籍の冊数・販売金額ともにシェアを下げ、インディーズ出版（個人に近い著者の出版物）のシェアが金額で25％程度にまでに高まっている。その背景にはAmazonのKindle（電子書籍リーダー）があり、「Kindleダイレクト・パブリッシング」が個人の電子出版の受け皿になっているようだ。同サービスは、パソコンで作成した文章をKindleのフォーマットに変換する仕組みを提供しており、全世界のAmazonで販売することができる。価格は著者が自由に決められ、売上の最大70％が著作料となる。従来の自費出版は版下作成・印刷費を含め百万円を超える投資となるので、リタイアした世代など資金的な余裕のある人達に利用は限られていた。電子書籍の自費出版は広く門戸を広げることになるだろう。</p>
<p>　インディーズ出版がすぐに大手出版の脅威とはならないが、小さな損失になるのは間違いない。個人のブログやSNSを読むのが当たり前になった現在では、個人出版に興味を示すアマチュアの著者と、それを購入する読者の市場が形成されていくだろう。</p>
<p>　電子書籍はインターネットの時代、若者の利用者を中心に着実な地歩を築いているようだ。電子書籍が広まれば広まったで、また地殻変動が起きる気配すらある。ただその速度と動きは、他のデジタルメディアに比べ地味なだけなのかもしれない。</p>
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