爆睡するための15の快眠法 「眠りたいのに眠れない」辛さを感じたら試したい

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7. 昼寝をしない

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 寝つけない夜を過ごした次の日は、昼間に眠くなってしまうだろう。ここで眠気に負けて昼寝をしてしまっては、また夜に眠れなくなってしまう。

 短時間の昼寝は気分をリフレッシュさせたり、仕事や勉強の生産性を向上させることに繋がる。しかし、長すぎる昼寝や、遅い時間の昼寝は考えもの。

 440人の大学生を対象にした調査では、夜に寝つけないと答えた人は2時間以上の昼寝をした人、もしくは、18時以降に睡眠を取ってしまった人だったという。

 昼寝が本当に夜の睡眠に影響を与えるかについてはさまざまな意見があるが、昼寝をしてしまったから夜は寝つけないかもしれないという心当たりがある場合は、できるだけ昼寝をしないようにするか、眠気が襲ってきたら正午から15時くらいまでの真昼に30分以下の短い休憩とすることを心がけたい。

8. いつ、何を食べるかに気をつける

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 寝る前に何を食べたかが睡眠に影響するという。2007年の調査によれば、炭水化物の多い食事をとると寝つきは良くなるが、睡眠の質はよくならず、脂質(脂肪分)の高い食事は睡眠の質を高めてくれるという。

 炭水化物というのは糖分のこと。ジュースやケーキなどに入っている砂糖そのものも糖分だが、パンや米などの主食にも含まれている。身体活動で必要なエネルギーを作り出しているので炭水化物抜きの食生活はお勧めできないが、炭水化物の多い食事を夕食として食べたい場合は就寝の4時間以上前にし、消化する時間を十分に確保するようにしたい。

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Text by 西尾裕美