毎日食べたい「スーパーフード」20選 アンチエイジング、病気予防にも

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3. 緑茶

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 茶にはビタミン類やカリウムが豊富に含まれている。緑茶も紅茶も原料は同じでチャノキの葉を使って作られているが、とくに緑茶は抗酸化作用、抗がん作用、コレステロールを下げる作用などがあるカテキンを多く含み、消費者庁から表示許可を受けた特定保健用食品となっている。また、温かいお茶は気持ちを落ち着かせ、ストレスを解消する働きがあるという研究が学術誌Journal of Physiological Anthropologyで発表されている。

4. 海藻

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 昆布やわかめなどの海藻には、ビタミンK、葉酸、ヨウ素、食物繊維などの栄養素が含まれている。とくに、ヨウ素は成長促進や甲状腺ホルモンのもととなるもので欧米ではサプリメントに頼ることが多いミネラルだが、海藻を含む和食を日常的に摂ることで、十分な量を得ることができる。また、海藻はクロロフィルと言われる葉緑素が豊富で、コレステロールを下げる効果が期待できる。

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Text by 西尾裕美